サウンドカードの種類はPCIeのスロットに挿すものとUSB接続があり、値段は1万円~2万円程するので失敗できませんよね。
迷うことなくFPS向けのサウンドカードが選べるようおすすめのサウンドカードをピックアップしました。
ちなみに私はサウンドカードを7つ購入しており、買ってよかったサウンドカードや良さそうなサウンドカードを選んでおります。
接続先や用途、何を重視するかによっておすすめが変わりますので、色々と考慮した上で薦めていきます。

今回ご紹介するのは、買って失敗することのない良いものを選びました。
とりあえず安いものを選ぶのは、買って失敗する原因なのでしっかりと選びましょうね!



実際に購入する際に迷うのが上記のサウンドカードになると思います。
どれも良い物なので用途や接続先などで選ぶと良いですよ。
サウンドカードとは
サウンドカードは主にPCで使用し、音質の向上や音の増幅といった音の環境を改善を目的としています。
▼サウンドカードについて『サウンドカードとは?USB DACとの違いなど』で詳しく解説しています。


サウンドカードの機能によってはバーチャルサラウンドの機能があり、7.1chであれば仮想空間で7つのスピーカーから音を聞いている状態を作り出すことで多方向から音が聞こえるような環境を作り出します。



多方向から聞こえる環境を作れるからFPSで足音がどこから聞こえてきたのかといった使い方や音楽や映画で立体感のある迫力で鑑賞することもできます。
ゲームや使用の用途によってはサウンドカードが必ずしも必要ということはありません。
PUBGというFPS/TPSゲームでは、サウンドカードがなくてもUSB-DACが付いてくるゲーミングヘッドセットでバーチャルサラウンド7.1chが使用できればサウンドカードは必要ないという場合もあります。
サウンドカードのメリット
サンドカードのメリット
- 音質の向上によりゲーム以外にも音楽鑑賞といった使い方が出来る
- サウンドカードの機能を利用できる(バーチャルサラウンドなど)
- USB接続ならノイズを抑えることが出来る



FPSでは音質が良くなりバーチャルサラウンドの機能を使用することで敵の足音や銃声を聞き取ってサウンドプレイをすることで優位に立ち回ることができるようになります。
PS4などの家庭用ゲーム機ではソフトウェアのインストールができないので、サウンドカード単独でバーチャルサラウンドの切り替えが出来なければ、バーチャルサラウンドを利用することが出来ない。
そこで、PS4対応のサウンドカードであればサウンドカードの機能によってPS4でもバーチャルサラウンド7.1chや5.1chを利用することが出来る。



ゲーミングヘッドセット付属のUSB-DACではほとんどがPS4非対応なんですよね。(ソフトウェアのインストールを必要とする為)
FPSならバーチャルサラウンド7.1chはほぼ必須
FPSをプレイする上では必要であると私は思っています。
FPSでは敵の音の情報を正確に拾う必要があります。
そこで、情報量を比べると2ch(ステレオ)より7.1ch(バーチャルサラウンド)の方が多いです。
2chステレオは2つの方向からの音で判別するのに対して7.1chバーチャルサラウンドは7つの方向からの音で判別するのでより音のした位置を特定できます。
以上のことからFPSをプレイする上ではバーチャルサラウンドは必要となります。



FPSはバーチャルサラウンドを利用している人と利用していない人ではサウンドプレイで大きく差が出てしまうのです
▼バーチャルサラウンド7.1chについて詳しく知りたい方は「バーチャルサラウンド7.1chは必要か?メリット・デメリットを紹介」を参考にどうぞ。


サウンドカードの選び方
サウンドカードには様々な種類がありますので、使用する環境に応じてサウンドカードを選ぶ必要があります。
USB接続、PCIeスロットに挿すものと接続方法も異なります。
また使用するデバイスによって、PCまたはPS4やSwithといったゲーム機で使用する場合でも変わってきます。
USB接続のサウンドカードを選ぶべき理由
主流のサウンドカードの接続タイプ。
PCだけでなく、PS4などの家庭用ゲーム機での使用できるものもあります。
メリットは内蔵型に比べてノイズの影響を受けにくい。
デメリットは外付けなのでサウンドカードを置くスペースを取るくらいです。
内蔵型と比べるとノイズの影響を受けにくく、高音質を保てるメリットがある。デメリットは場所をとることくらいしかない為書きましたが、サウンドカードを手元に置くことで素早く操作をすることができるというメリットもあるのでUSB接続のサウンドカードが私はベストだなと思っています。



USB接続タイプは主流なだけあって選択肢が多いです。
使用する用途や機能から選択すると良いですよ!!
PCIeスロット接続(PC内蔵)のサウンドカードはFPSには向いていない
PCのマザーボードに接続して使用するサウンドカード。
PC初心者ではマザーボードのどこに挿せばいいのか、自分の使用するPCが対応しているのかがわからないということもあります。
メリットはPCに内蔵するのでスペースをとらない。
デメリットは電源やマザーボードの影響でノイズが発生する可能性がある。
昔はサウンドチップがPCに内蔵されていない物もあり、内蔵型のサウンドカードが主流であったが、今では標準でサウンドチップは搭載されておりサウンドカードを導入するのであればメリットの多いUSB接続のサウンドカードが選ばれている。



デメリットのある内蔵型は今回はおすすめしません。
一応内蔵型のサウンドカードを紹介していますので内蔵型のサウンドカードを使用したい方は参考にどうぞ。
内蔵型サウンドカードのおすすめは「内蔵型サウンドカードのおすすめランキング」にて詳しく紹介しています。


サウンドカードをPS4またはSwitchで使用する場合
PS4で使用する場合はUSB接続と光デジタル接続で対応しているサウンドカードから選びましょう。
バーチャルサラウンドを家庭用ゲーム機で使うことを目的として購入する場合は注意が必要です。
サウンドカードによって専用のアプリケーションを使用しないとバーチャルサラウンドの機能が使えなかったりすることがあります。
対応しているからといって安いサウンドカードを使用するのは絶対にやめておきましょう!
サウンドカードで音の変換をするので、安物だと音が悪い、ノイズが入る、音の定位が悪いといった事が多くあります。



PS4で使用するのであれば下記リンクにてサウンドカードをしっかりと紹介していますので参考にしてください。
▼PS4におすすめのサウンドカードも紹介していますので「PS4に最適!サウンドカードのおすすめ3つを紹介」も参考にどうぞ。


FPSでおすすめのサウンドカード3選を紹介
筆者が多くあるサウンドカードの中から厳選して本当に良いサウンドカードだけを紹介していきます。
絞りに絞って3つのおすすめになりましたのでこちらから選んでいただければと思います。
Sennheiser GSX 1000 |
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Astro MixAmp Pro |
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SteelSeries GameDac |
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ゼンハイザー GSX 1000


ゼンハイザーからPCにUSB接続するだけで使用することができる(ソフトウェア不要)サウンドカード。
ソフトウェアを必要とせず、「Sennheiser GSX 1000」本体中央の液晶パネルをタッチして、機能の切り替えを行います。
バーチャルサラウンド7.1chに対応しており、サラウンドの定位が良くFPSなどでも足音をしっかりと聞き取ることができます。
サウンドカードの中では少し値が張るが定位が良く買って失敗したくない人には「Sennheiser GSX 1000」をおすすめします。



音質とサラウンドの定位が良いので、音楽とゲームどちらも最高に楽しむことができるサウンドカードになります。
プロゲーマーにも人気で、「Sennheiser GSX 1000」はプロゲーマー使用ランキング1位にランクイン。ランキングの詳細については「【サウンドカード】プロゲーマーの人気使用率ランキング」で詳しく紹介しています。



プロがもっとも使っているという信頼度は高いよね!
ゼンハイザー GSX1000の特徴


「Sennheiser GSX 1000」の特徴
- スピーカーとヘッドセットの接続をワンタッチ切り替え
- ステレオとバーチャルサラウンド7.1chをワンタッチで切り替え
- 使用時のプリセットや強調など切り替え多数
- 音質、サラウンドの定位ともに良い
大きな特徴としては、サウンドカード本体でワンタッチ切り替えができるという点です。スッと手を伸ばして操作するだけで切り替えができるのがとても楽です。
ボリュームの調整なども手元の「Sennheiser GSX 1000」で調整することができます。
音響メーカーということもあり音質と音の定位もかなり良い。
バーチャルサラウンドの技術はゼンハイザー独自のバイノーラル技術で作られており、音の定位は抜群に良い。PCで「Sennheiser GSX1000」の設定を24bit/96kHzにすることでハイレゾ対応にすることもできる。
他のサウンドカードと比べると欠点はあります。
× PS4接続に対応していない
× イコライザ設定が無いため自分好みの詳細な設定をすることができない
上記の欠点を差し置いてもPCゲーマーであれば一番におすすめするサウンドカードです。



USB接続で置いといてもとてもお洒落で、機能性もとても良いのでおすすめです。
詳しいレビューについては「【GSX1000レビュー】PUBGにオススメのUSB型サウンドカード」に詳しく書いていますので参考にどうぞ。


Astro MixAmp Pro


Logicool(Astro)からUSB接続のサウンドカード。
主に、PS4プレイヤーに人気でプロプレイヤーも多く使用しております。
PCで専用のソフトウェアを使用し調整した設定を「Astro MixAmp Pro」に登録できるので、PS4でもバーチャルサラウンド7.1chを使用することができます。



PCで設定すれば、PS4でも設定したとおりにバーチャルサラウンド7.1chが使えるのでおすすめです。
PCゲームと家庭用ゲーム機で使用したい人におすすめです。
Astro Mix AMP PROの特徴


「Astro MixAmp Pro」の特徴
- PCとPS4接続に対応
- サウンドカード本体でMixや音量調整ができる
- PS4で配信に使用できる
- 音質とサラウンドの定位が良い
主な特徴としてはPS4で使えるサウンドカードという点。4つのプリセットにイコライザーなどを登録しておくことでゲームごとのプリセットを呼び出すだけでゲームに最適な音環境を作ることができることです。PS4に光デジタル接続することでDolbyのバーチャルサラウンド5.1chを選択して使用することができます。
音質とバーチャルサラウンドの定位は共に良いのでFPSでの使用におすすめです。サウンドカード本体にMix機能が付いているので、ボイスチャットや動画配信などで使用することもできますね。



ゲームでの使用、ボイスチャット、配信とどの様な使用にも対応しているすぐれものですよ!
▼Astro MixAmpProTRを詳しくレビューしている「【2019年Astro MixAmp Pro TR】レビューPS4でもサラウンドを使用できる神サウンドカード」を参考にどうぞ。


SteelSeries GameDac


「SteelSeries GameDac」はSteelSeriesからUSB接続のDAC(サウンドカード)です。
GameDac単体で音量調整はもちろんのこと、イコライザーやミキサーの調整をすることができます。
PCでの設定や専用のソフトウェアを必要としないので、PCを持っておらずPS4などの家庭用ゲーム機でサウンドカードを使用したい人におすすめです。



MixAmpProはPCが必要ですが、「SteelSeries GameDac」は製品単体ですべての設定をすることができます。
SteelSeries GameDacの特徴
「SteelSeries Game Dac」の特徴
- PCとPS4に対応
- サウンドカード本体で設定可能
- 音質とサラウンドの定位は良い
主な特徴としてはサウンドカード本体で設定することができること。先に紹介した「Astro MixAMP PRO」はPCで設定したプリセットを呼び出してPS4で使用できますが、「SteelSeries Game Dac」は単体で設定できるという強みがあります。
サウンドカード本体で設定することができるがプリセットは1つしか保存できないので色々なゲームをするのではなく1つのゲームをプレイする方におすすめのサウンドカードです。
Dolbyのサラウンド技術「DTS HEADPHONE X 2.0サラウンドサウンド」を採用しており、バーチャルサラウンドの定位が良いのでFPSでおすすめです。
▼「SteelSeries Game Dac」のレビューをまとめた紹介記事「SteelSeries GameDacレビューまとめ:USB-DAC単体で使えるが実力は?」に詳しく書いていますので参考にどうぞ。


サウンドカードおすすめのまとめ
上記で説明したとおり、それぞれの個性があり、使用する環境を想定しておすすめを紹介していきました。
サウンドカードはFPSなどの対人ゲームをプレイする上では必須で、サウンドプレイをするなら必ず持っていたほうが良いと筆者は考えております。
そこで最後にサウンドカードを選ぶ上で良くあるQ&Aをまとめました。
サウンドカードの選び方のQ&A
サウンドカードがどういった物で付属する機能のバーチャルサラウンドなどの詳細についてを書いていきます。
サウンドカードに関する詳しい解説
サウンドに関すること
【FPS】ゲーマーに伝えたいサウンドとデバイス構成について【サウンドカード】
バーチャルサラウンド7.1chは必要か?メリット・デメリットを紹介
接続や用途ごとのおすすめサウンドカード
【2021年最新】音質重視で音楽用におすすめのサウンドカード【5選】
ゲームごとのおすすめサウンドカード
【サウンドカード】プロゲーマーの人気使用率ランキング【FPS】
【2021年】Apex Legendsでおすすめのサウンドカードを紹介【4選】
Fortnite(フォートナイト)におすすめのサウンドカード【4選】
レインボーシックスシージ(虹六)におすすめのサウンドカード【4選】
【厳選】タルコフでおすすめのサウンドカード【Escape From Tarkov】
サウンドカードレビュー
【レビュー】Sound BlasterX G5をFPSで使用して感じたメリットとデメリットを紹介
【GSX1000レビュー】PUBGにオススメのUSB型サウンドカード
SteelSeries GameDacレビューまとめ:USB-DAC単体で使えるが実力は?
【Astro MixAmp Pro TR】レビューPS4でもサラウンドを使用できる神サウンドカード
HyperX AMP USBサウンドカードレビュー:FPSで使用した感想とメリットデメリット
コメント
コメント一覧 (2件)
GSXとAE-5の両方を持っていますが、定位はAE-5に分があるのではと思います。
巷ではGSXの使用者が多い為、AE-5より優れていると錯覚しているかも知れませんが、★一つ分の差があるようには思いません。
AE-5のノイズについては出力側のノイズは気になりませんが、これはサウンドカードに直接接続した場合のみで、フロントパネルに接続した場合はつらい事になります。
入力側はどうしてもノイズを拾うので、ここがおすすめできないポイントです。
両方持っているとは貴重な意見ありがとうございます。
私はG5とGSX1000を持っています。
GSX1000は前後の定位が認識し難い点と上下の定位が良いと感じました。
サウンドカードにはそれぞれの個性や特徴があるみたいですね。定位については同等レベルとしておきます。
もしよろしければGSX1000とAE-5の定位の違いを教えていただけないでしょうか。