
サウンドカードって必要なの?USB DACっていうのもあるけど何が違うんだろうか・・・。
上記のような悩みについて今回は解説していきます。

私はサウンドカードを使用するまでは必要なんてないと思っていましたが、ゲームや音楽を楽しむのに重要なデバイスになります。
今回伝えていく内容は4つお伝えしていきます。
- サウンドカードとは
- DACとサウンドカードの違いについて
- サウンドカード導入のメリット
- サウンドカードの選び方とおすすめ
それでは、「サウンドカードの必要性とはUSB DACとの違いなど」について書いていきます。
サウンドカードとは
サウンドカード (Sound card) 、またはサウンドボード (Sound board[1]) は、コンピュータに音響信号の入出力機能を付加または強化する拡張用の回路基板である。
コンピュータに内蔵する形態を採り、主に、PCIやPCI Expressといった内部バスによって接続する[2][3]。また、ノートパソコン用にExpressCard型のサウンドカードも存在する[4]。サウンドカードと同類のものに、ノートパソコンなどに手軽に接続できるようにUSBバス接続やIEEE 1394接続等の製品があるが、これらはオーディオインターフェースと呼ばれることが多い(後述)。
簡単に言うとサウンドカードはコンピュータが音を取り込んだり出したりか、音を強化する為の物とされています。

昔はサウンドカードがないとマイクの音を入力したり、音の出力などができなかったので今とは違った需要があったみたいです。
そして、PCIeスロットに接続する物を主にサウンドカードとして呼ばれ、同類の物でUSB接続タイプはオーディオインターフェースと呼ばれることが多いみたいですね。

今ではPICe接続とUSB接続どちらもサウンドカードと呼ばれています。
DACとサウンドカードの違いについて
DACとはDigital to Analog Converterの略で、コンピューターのデジタル信号をアナログのイヤホンやスピーカーなどで再生する為にアナログ信号へ変換する。

基本的に現代のPCなどにはDACは付いており、入出力に問題はないですよ。
しかし、マザーボード上に搭載されていると電源などの電磁波による影響でノイズが発生する可能性が高い。

USB DACの品質などによってUSB DACを使用していてもノイズが発生する物もあります。
上記の引用したWIKIPEDIAの情報ではサウンドカードはPCIeスロットに挿すタイプの事を指してましたね。
しかし今では、各メーカーはUSB DACもサウンドカードとして売っていたりしています。
なので、USB DACとサウンドカードはほとんどが性能や役割も同じですね。
上記画像のようにサウンドカードにDACを搭載している。

サウンドカードはUSB DACに付加価値を付けた物という認識で良いですね。
そこで、現在のUSB DACとサウンドカードで違うところを探すとなると
- DACは音質重視の音楽鑑賞向け
- サウンドカードは機能重視のゲームの音強化向け
といったような違いが見受けられます。ではそれぞれどういったものがあるか見ていきます。
音質重視のDACの例
こちらはUSB DACの「FiiO Q1 MarkⅡ FIO-Q1MK2」です。
音楽再生などでの使用を想定されており、最大384kHz/32bitのPCMデータと11.2MHz(DSD256)のDSDデータの再生に対応している。

高品質な音楽データの再生に対応しているっていうことですよ。
そして高性能DACチップ(日本製のAK4454)を使用しており、高いS/N比と低い歪率でハイレゾ音源の再生を可能としている。

S/N比が高いとノイズがより少なく、歪率は低いほど良く音質に大きく影響が出ます。
ゲームでの使用を重視したサウンドカードの例
こちらはサウンドカード「Astro Mix AMP PRO TR」です。
ゲームでの使用を想定されており、PCとPS4に対応している。様々な機能があり敵がどこにいるか把握できるバーチャルサラウンド機能、ゲームとボイスチャットのボリューム調整、イコライザーで音域の調整機能といったように多くの機能がある。

バーチャルサラウンド機能で敵の位置を音で知ることができ、イコライザーで必要な音の聞こえ具合を調整し、ボイスチャットなどのボリューム調整も瞬時にできるゲーム向けのサウンドカードとなっている。
サウンドカード導入のメリット
サウンドカードを導入することで得られるメリットは全部で3つあります。
- 比較的ノイズがなくなる
- バーチャルサラウンドなどの機能が使用できる
- 音質の向上
比較的ノイズがなくなる
なぜノイズがなくなるのかというと、USB DACとサウンドカードの違いでお伝えした通り電源からのノイズによりノイズが発生する。USBタイプのサウンドカードを使用することで電源からの影響を受けないのでノイズがほとんど発生しなくなります。

ノイズがあるかないかで聞こえ具合も大きく変わりますので重要です。
ノイズが発生するかはS/N比が重要で、S/N比の数値が高い程ノイズの発生は低くなります。
S/N比はSignal(信号電力)とNoise(雑音電力)の比。信号に対して雑音がどれだけあるかの比率になるので、比率が大きい程雑音が小さいことがわかりますね。S/N比を表す単位はdB(デジベル)です。
バーチャルサラウンドなどの機能が使用できる
サウンドカードには付加価値の機能が多くあるということでお伝えしましたが、その中でもバーチャルサラウンド7.1chの機能が付いているものだとFPSなどのゲームで音がどこからきこえるのかといった「音の定位」が重要となってくる。
サウンドカードの中でもバーチャルサラウンドを作り出す仮想空間がメーカー独自のものであったり、DolbyのDTSを使用していることがある。
例えば、MixAmpPRO TRではDolbyのサラウンドサウンドでバーチャルサラウンドを再現している。
音質の向上
サウンドカードはゲーム用にチューニングされていることが多いということで紹介しましたが、ゲームへの没入感を出すためにも音質はとても重要になります。
人気なサウンドカードではほとんどが幅広い周波数帯とゲーム内音楽やオーディオが没入感を生み出します。

価格が高く人気のサウンドカードはサラウンドの定位が良く、音質も十分良いものが多いので買って失敗することはほとんどありません。
サウンドカードの選び方とおすすめ
サウンドカードとDACについては理解していただけたと思います。
そこで、サウンドカードを選ぶ場合どういった基準で選べばよいのかなどの疑問があると思います。
書きリンクでは主に、FPSなどのゲームで使用する方向けに書いたサウンドカードのおすすめ記事となります。
サウンドカードのおすすめは「【2019年5選】FPSでおすすめのサウンドカード【コスパ重視】」で紹介しています。
まとめ
以上が「サウンドカードの必要性とはUSB DACとの違いなど」についてでした。いかがでしたでしょうか。
私はサウンドカードとDACはこの様に考えているといった意見などがありましたら参考になりますのでコメントしていただけるとありがたいです。
長文になりましたが、ここまで見ていただきありがとうございました。







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