
サウンドカードを買おうかヘッドセットを買おうか迷う・・・。
そもそもサウンドカードを導入する必要性ってどうなの?

ヘッドセットかサウンドカードを買おうかで迷っている方は多くいるみたいですね。PS4やPCで導入する必要性とメリットをお伝えしようと思います。
どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回は、僕も初めてサウンドカードを購入するときに散々迷ったサウンドカードの必要性について書いていきます。
実際にサウンドカードを使用してやっぱり必要だなと思ったのでそういったことについても触れていきます。
初めにどういったサウンドカードの必要性があるのかをお伝えすると
- 音質とマイク音質の向上
- ノイズが無くなる
- バーチャルサラウンドやイコライザー等の機能
上記の3点がサウンドカードを使用する必要性でありメリットとなります。
そこで、人によってはサウンドカードは必要ないという方や、ゲーミングヘッドセットだけで充分だとおっしゃる方もおります。
なので、どういったことをお伝えしていけば納得できるかを考えました。
- サウンドカードの必要性について
- サウンドカードのメリット
- PS4でのサウンドカードの必要性について
- PCでのサウンドカードの必要性について
- PUBGなどのFPSゲームでの必要性について
- ゲーミングヘッドセットだけで充分な場合について
上記の6点について詳しく書いていきます。
結構な文字数になってしまっているので、読みたい見出しをタップしてもらえれば飛ばしてみることができます。
サウンドカードの必要性について
まずはサウンドカードが何故必要とされるのかについて書いていきます。
現在のパーソナルコンピュータにおいて、音響信号の入出力機能はもはや標準機能となっており、多くの機種にオンボード形式であらかじめ装備されている。かつて普及価格帯にあったサウンドカードは、その価値を標準装備のサウンド機能に譲り、一般ユーザーにおいてはサウンドカードを買い足す必要が薄れた。
現在市販されているサウンドカードは、標準装備のサウンド機能を超えた付加価値を持つ製品である。それらは一般に、ゲーム用や音楽鑑賞用のものが「サウンドカード」と呼ばれ、プロやセミプロが音楽制作などに用いるものが「オーディオカード(あるいはオーディオインターフェース)」と呼ばれる傾向にある。価格は備える音響品質に応じて開きがあるが、サウンドカードは民生用途であることに対し、オーディオカードは商業制作に用いられることと市場が狭いため、それぞれの高級製品を比較した場合にはおおむねオーディオカードに、より高額な製品が多い。
簡単に言うとPCなどにはあらかじめマザーボードにオンボードでサウンドチップが装備されているのが標準となっているので購入する必要性は薄れてきているということ。
しかし、必要性が薄れていく中でもサウンドカードも進化しており、サウンドカードに様々な機能を付けてゲーム用や音楽鑑賞用のサウンドカードが存在している。
例えばサウンドカードの機能で、バーチャルサラウンド7.1chという機能があり、疑似的に作り出した空間で7つの方向に置かれたスピーカーで音を立体的に作り出す技術。

バーチャルサラウンド7.1chを使用することでゲームでは敵の位置を把握したりするのに役立ちます。
サウンドカードの必要性はこういった付加価値や音の強化にあります。
サウンドカードについてとUSB-DACとの違いは「サウンドカードとは?USB DACとの違いなど」で詳しく紹介していますので参考にどうぞ。
サウンドカードのメリットは?
サウンドカードを導入することで得られるメリットについて詳しく書いていきます。
音質の向上とノイズがほぼ無くなる
サウンドカードを導入することで音質が良くなりノイズが無くなることがほとんどです。

でもなんでノイズなくなるの?イヤホンを変えたわけでもないのに音質変わる?

何故音質が良くなり、ノイズが無くなるのかを書いていきますね。
サウンドカードを導入することによって得られる環境による違いがとても大きいです。
まず、PCで例えるとサウンドチップがマザーボード上にあり、そこでデジタル信号からアナログ信号に変換しています。デジタル信号をアナログ信号へ変換することをDAC(Digital to Analog Converter)といいます。
その変換の際に近くにある電源からの電波により返還時にノイズが混じってしまうことにより、ノイズなどによる音質の劣化につながります。
そこで、外付けのUSBサウンドカードを使用することで、サウンドカードはDACの役割を持っているのでデジタル信号のままサウンドカードへと送られてサウンドカードでデジタル信号からアナログ信号へと変換します。
そのことにより変換時に、電源から離れるためノイズが入らなくなるということです。

たまにサウンドカードでもDACの変換の表現が悪いと音の聞こえが悪い場合はあります・・・。
バーチャルサラウンドやイコライザーなどの便利な機能が使える
サウンドカードの物によってはイコライザー機能が付いていないものなど色々とありますが、ほとんどのサウンドカードでは色々な付加価値があります。
- バーチャルサラウンド7.1ch又は5.1ch
- イコライザー
- プリセット登録
上記の3点はサウンドカードを使えば本当に便利だなと感じる機能になります。
バーチャルサラウンド7.1ch又は5.1ch機能で音の位置を掴める

バーチャルサラウンド機能はFPSなどのゲームだとマジで必須です!
バーチャルサラウンド機能なんて必要ないとか、ゲームによって音がしっかりと聞こえるようになってるからステレオで十分などという意見をインターネットで見ますが私はサウンドカードを使ってバーチャルサラウンド機能で音の位置がしっかりとつかめるようになりました。
必要ないという意見を否定するわけではありませんが、その意見のほとんどはエアプ(エアープレイの略です)かしょぼいサウンドカードのバーチャルサラウンド機能を使った物だと思われます。

本当に使えるバーチャルサラウンドを使ってほしいという願いもあります(笑)
イコライザー機能で音域ごとの音量を調整
こちらのイコライザーについても賛否があるみたいです。音は聞こえれば後はどこから聞こえてくるのかという問題だから音量は関係ないという考えもあるみたいですがゲームや音の環境によって大きく変わってきます。
PUBGなどの足音がほとんど低音域なら低音域を上げることで聞きやすくできますが、ApexLegendsのような草むらやコンクリのようなところで音域が低音と中音となるとなかなか難しくなってきますね。
しかし、イコライザーを調整することで極力必要のない環境音を除くことができます。
そういったことをすることによって、足音をしっかりと聞き逃すことが無くなりますね。

PUBGで一番遠くで聞こえる範囲内の足音だとかなり小さいので調整しないと聞こえない場合が多いんですよね。
イコライザーを調整するかしないかで差が付くこともあるので、イコライザー機能は重要になります。
プリセット登録でゲームごとの設定を切り替えできる
プリセット登録での切り替えは便利機能として紹介です。
実際にプリセット機能がないと、ゲームを切り替えるたびにイコライザーなどを調整しなおす必要があるのでゲームを始めるのが億劫になります。
イコライザー調整ができるとそういった煩わしさがないメリットがあります。
PS4でのサウンドカードの必要性について
「サウンドカードの必要性について」で音質の強化やサウンドカードに付いている機能といった付加価値などに必要性があると伝えました。
PS4では、ソフトウェアをインストールすることができないので、サウンドカードの付加価値となるバーチャルサラウンド7.1chを使用することができないサウンドカードやゲーミングヘッドセットが多々あります。
そこで、ゲームの音質を上げたい、マイクの音質を上げたい、バーチャルサラウンド7.1ch機能を使用して敵の音の位置を把握したいといったことに対応できるデバイスがサウンドカードなのです。
なので、PS4ではゲーミングヘッドセットを導入するよりもサウンドカードを導入したほうがより良くすることができるということになります。
サウンドカードは絶対に必要ということはありませんが、FPSなどの音の位置が重要になるゲームでは特に必要性があるということになります。

正直相手の位置を音で特定できるかでキルレなどのスコアは大きく変わってきますからね・・・。
PS4でサウンドカードを使用するとなると光デジタル接続が必要になります。
光デジタル接続は大体のサウンドカードに付属で付いてくるので、光デジタルケーブルを接続したらPS4でバーチャルサラウンドの設定をすれば設定完了と2,3ステップで済むのでとても簡単です。
PS4でのサウンドカードの必要性とおすすめを詳しく紹介している「PS4でサウンドカードの必要性とおすすめ【3選】」で詳しく見たい方は参考にどうぞ。
PCでのサウンドカードの必要性について
PCでのサウンドカードの必要性はそこまで需要はないものだと思っています。
なぜならPCではPS4と違いソフトウェアのインストールができるという点があります。
なので、Windowsの立体音響機能(バーチャルサラウンド)やRazerの有料ソフトウェア(Razer製品を持っていれば無料)でのバーチャルサラウンド機能もあり、ソフトウェアによるバーチャルサラウンド機能やイコライザー機能を利用することができます。
Windowsの立体音響(バーチャルサラウンド)の詳しい記事は「お金をかけずにバーチャルサラウンド7.1chにする方法」で紹介しています。
それと、サウンドカードを購入しなくてもゲーミングヘッドによってはUSB-DACが付いてくる物があり、安い物では4,000円台のゲーミングヘッドセット(Logicool G430)でもUSB-DACが付いてきます。
Logicool G430について気になった方は「【G430レビュー】FPSを始める人におすすめ。メリット・デメリットを紹介」にて詳しく紹介しておりますので参考にどうぞ。
こうしたことから、サウンドカードを導入することによるメリットは薄れてきています。
現状でこういった悩みがあればサウンドカードを導入するメリットがあると考えます。
- 最大音量が小さく、聞き取れない時がある
- 音の定位が悪く、音の位置を把握できない
- 音質やノイズ不満があり、音質面を向上させたい
上記の3点に当てはまるのであれば、サウンドカードの導入することをおすすめします。
FPSにおすすめのサウンドカードを紹介しており、詳しく知りたい方は「【2019年5選】FPSでおすすめのサウンドカード【コスパ重視】」にて詳しく紹介しておりますので参考にどうぞ。
PUBGなどのFPSゲームでの必要性について
FPSなどのゲームでの使用を主に考えているのであれば、PCでの必要性と同じく必要性は薄いものとなります。
現状、FPSなどのゲームでこういった悩みがある場合は検討されてはいかがでしょうか。
- 音が小さく足音が聞こえない
- 敵の銃声がしても左右しかわからない
- 音質が悪くノイズもひどい
こういった環境の方は、サウンドカードまたはゲーミングヘッドセットの購入を検討されたほうが良いです。

FPSなどのゲームは音がかなり重要になりますよ。
実際に私が上記の3点のような環境でプレイしていた時は、敵が近づいてきているのに全然わからなかったり、ボイスチャットにかき消されて足音が聞こえなかったりと散々な思いをしたのでより良い環境にすることを勧めます。
例としてPUBGでの必要性をあげましたが、より詳しい必要性などを「PUBGでサウンドカードの必要性とヘッドセットの違いを解説」にて詳しく紹介しておりますので参考にどうぞ。
ゲーミングヘッドセットだけで十分な場合について
ゲーミングヘッドセットだけで十分な場合は
- 音質やノイズに不満がない
- バーチャルサラウンド7.1chの定位が良い
- イコライザー機能で幅広い音域調整ができる
上記の3点がしっかりしていれば、サウンドカードが無くてもゲーミングヘッドセットだけで大丈夫ですね。
ハイエンドのUSB-DACが付いてくるゲーミングヘッドセットか無線であれば上記の3点はほとんどクリアしていますね。

しっかりと音の定位を掴めていればサウンドカードを導入するメリットもほとんどないんですよね。
サウンドカードの必要性についてのまとめ
今のサウンドカードはFPSなどのゲームでの足音をしっかりと把握するためにあるような感じですね。
音質がそこそこでもしっかりと足音を聞き取って把握するということができていれば、OKなのでサウンドカードがなくてもゲーミングヘッドセットで足りてしまうことが多々あるんですよね。
PS4だと対応しているゲーミングヘッドセットはほとんどありませんので(実際3つくらい)、PS4ではサウンドカードがほぼ必須という感じです。





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