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どうも、ぷっちー(@putilog)です。
今回はAmazonで「Logicool G PRO X Wirelessヘッドセット」を購入しましたのでレビューしていきます。
有線の「Logicool G PRO Xゲーミングヘッドセット」を既に所有していますが、有線の性能を引き継いだまま無線になったモデルということで気になり購入しました。
時間がないという方の為に、特徴を先にご紹介します。
- ほぼ無遅延のワイヤレス性能
- 高音質かつ音の定位が良い
- 付け心地抜群
- マイク性能はすこし音質が下がった
- 高性能だが重い
では早速「Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット」のレビューをしていきます。
気になる所だけを見たい方は目次から飛んで見てください。
「Logicool G PRO X Wireless ゲーミングヘッドセット」のスペックと仕様
「Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット(G-PHS-004WL)」は「Logicool G」ブランドのハイエンドワイヤレスゲーミングヘッドセットです。
有線モデルの「Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット(G-PHS-003)」の性能と見た目は同じく、ワイヤレスのモデルとして発売。
無線接続は「Logicool G」のLIGHTSPEED接続の技術が搭載され、半径15mまでカバーするほぼ遅延なしのワイヤレス技術。
詳細スペック
詳細スペックを表にしたまとめです。
Logicool G PRO Xゲーミングヘッドセットの無線モデルと有線モデルの違いを紹介しいていきます。
名称 | Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット(G-PHS-004WL) | Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット(G-PHS-003) |
---|---|---|
サイズ | 13.8 x 9.4 x 19.5 cm | 13.8 x 9.4 x 19.5 cm |
重量 | 370 g | 320 g |
ドライバー | PRO-G 50mmドライバー | PRO-G 50mmドライバー |
接続 | USBトングルレシーバー | USBサウンドカード |
ケーブル | USB-TypeA to TypeC1.8m(充電ケーブル) | PC用2m、モバイル用1.5m |
周波数帯域 | 20 ~ 20,000Hz | 20 ~ 20,000Hz |
インピーダンス | 32Ω | 35Ω |
マイク指向性 | カーディオイド単一指向性 | カーディオイド単一指向性 |
Amazon価格 |
有線モデルと無線モデルの違いは、接続方法以外にも重量が有線で320gから無線370gと重くなっている。

元々重い方のゲーミングヘッドセットではあるので、長時間は疲れが出やすいですね。
外観と開封
- 1外箱と開封
- 外箱
- 箱の中身
外箱の見た目は高級感を感じる。
箱の内装は段ボールで組み立てられており、しっかりしている。
- 2Logicool G PRO X Wireless本体
- 本体正面
- 本体横
- 本体後ろから
正面、横、後ろから見た本体画像。
有線のモデルと変わらず高級感のある見た目です。
この見た目自分はかなり好みです。
- 3
本体詳細
ここでは「Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット」の本体の詳細を見ていきます。
興味ないよという方は次項まで飛ばしてください。
専用ソフトウェア「Logicool G HUB」の設定についてを見る
- 1
- 2電源ONとOFFの状態
- 電源スイッチOFF
- 電源スイッチON
電源スイッチはヘッドセットをかけて手前にスイッチを入れるとON、奥にスイッチを入れるとOFFになる。
充電時はOFFの状態でも緑色に点灯していると充電中となり、充電が終わるとOFFの状態となります。
- 3マイクミュートONとOFFの状態
- マイクミュートOFF
- マイクミュートON
マイクミュートはボタンになっており、ボタンが押されている状態がマイクミュートとなります。
ボタン式だからわかりやすく、ミュート解除を忘れることもないですね。
- 4
- 5
専用ソフトウェア「Logicool G HUB」の設定について
「Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット」は「Logicool G」の専用ソフトウェア「Logicool G HUB」がある。
「Logicool G HUB」を使用することで様々な音質やマイク音質などを設定できるので紹介していきます。
設定を飛ばしてみたい方は下記リンクからどうぞ。
ヘッドフォン:音響とサラウンド設定
- EQ設定なし
- EQ設定あり
こちらはヘッドセットの音質設定。
音量だけでなく、バーチャルサラウンドや音響を設定可能。
ヘッドフォンの音響タブでは低音と高音の音域調整をするか、詳細EQ(イコライザー)を有効化することで音域ごとの調整をすることができる。
ヘッドフォンのサラウンドサウンドタブではバーチャルサラウンドの設定をすることができる。
サラウンドサウンドを有効にするをチェックすることでバーチャルサラウンド7.1chを有効にすることでマルチチャネルサラウンドモードとDTSスーパーステレオモード、各仮想スピーカーの音量レベルを調整可能。
マルチチャネルサラウンドモードの選択はエンターテイメントが音の反響が大きく、ゲーミング→スポーツとなるにつれて音の反響が小さくなる。
DTSスーパーステレオモードはオフにすると仮想のスピーカーの位置が狭く、フロント→ワイド→トラディショナルとなるにつれて音の位置が広がっていく。
マイク設定
マイクの入力レベルを調整できる。
BlueVO!CEを有効にすることでマスター出力レベルから様々な高度な設定が可能となる。
設定名 | 詳細 |
---|---|
ボイスEQ | マイク出力のイコライザーを調整 |
高パスフィルター | 設定した周波数帯以上の入力のみ出力するフィルター |
ノイズリダクション | 指定したdBレベルよりも低い音をカット |
エクスパンダー/ゲート | 自分の声よりわずかに低い音を設定し自分の声のみ出力 |
ディエッサー | ノイズ音を制御する |
コンプレッサー | 声量の大きさを一定にする |
リミッター | 最大音量を設定し音を一定にする |

それぞれの項目が閾値や感度などかなり細かく設定できるよ。
詳細設定
詳細設定では電源管理で電源がオフになるまでの時間を設定できる。
- 保持しない
- 1分
- 2分
- 5分
- 10分
- 15分
- 30分
初期設定は30分使用しないと電源がオフになる。
ゲームでの使用レビュー
PCに「Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット」を接続して使用した感想を書いていきます。
使用したゲームはバトルロワイヤルゲームでApex Legends、FPSゲームでVALORANT、ボイスチャットでDISCORDを使用しましたので参考にしてみてください。
Apex Legends
「Logicool G HUB」にてバーチャルサラウンドを有効にした状態で、音は広くせず設定。
ApexLegendsなどのバトルロワイヤルゲームは音の拾える範囲のギリギリでは音がとても小さく、バーチャルサラウンドを使用すると仕様上音が遠くなり小さく聞こえる為なるべく狭い音の位置で音量最大にしてプレイしました。
一番気になるであろう音の定位は「DTS HEADPHONE:2.0」の性能もあってとても良いと感じた。音の位置についても角度についてはほぼ誤差がなく捉えられられたが、音の位置については経験上イヤホンにサウンドカードを接続していた時より音の広がりがあり位置を把握しやすい印象があった。
ApexLegendsの足音はほとんどが中音域から高音域にかけてなっている為、イコライザー設定は中音から高音を上げたい。環境音が低音域から中音域にある為、うまく調整したい。
調整が面倒な方は、イコライザー設定を配布している方がいるのでApexで検索してダウンロードすることで最適なイコライザー設定をすることが簡単にできる。
VALORANT
「Logicool G HUB」にてバーチャルサラウンドを有効にした状態で、音はワイド設定。
VALORANTは基本的に音の聞き分けをしやすい為、イコライザー設定はフラットでも大丈夫でした。
Logicool G HUBでは他のユーザーが配布している設定をダウンロードして有効にすることができるので一番多くダウンロードされている設定を有効にしてプレイした。
重要なスパイクの設置音解除音はしっかりと聞き分けでき、足音の定位もしっかりと把握できました。
VALORANTをイヤホンでプレイした時よりも、音の位置を把握できる為、ゲーミングヘッドセットでバーチャルサラウンドの設定をワイドにすることをおすすめします。
もしVALORANTのコンペティティプでマイクを使用してボイスチャットをするのであれば、ソフトウェアのG HUBでブーストすると聞こえやすくなります。
DISCORD
DISCORDでボイスチャットをした時の友達から言われたことを書きます。
DISCORDの設定でノイズ制御、エコー除去、音量調節の自動化をONにしてボイスチャットしました。
マイクの音が小さく感じるみたいなので、BLUEVO!CEの設定でマイク音量をブーストするとちょうど良いですね。
マイク音質は良いのですが、無線になって少し音質が落ちた様にも感じる。
マイク音質にこだわる方は有線の「Logicool G PRO Xゲーミングヘッドセット」をおすすめします。
まとめ:重量以外は最高のゲーミングヘッドセット
「Logicool G PRO X Wirelessゲーミングヘッドセット」は有線モデルからのハイスペックを継承し、ワイヤレスとなり使いやすいゲーミングヘッドセットとなった。
しかし、有線でも少し重く感じたヘッドセットからワイヤレスになり重量がわずかに上がり、長時間の装着は疲れが出てきやすい。
もし軽いゲーミングヘッドセットの方が良いというかたは最近出た「Razer BlackShark V2」が軽く、バーチャルサラウンドの定位がよく、マイク音質も良いのでオススメです。












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