どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回は「HyperX」のゲーミングヘッドセットが数多くある中、どれを購入すればいいか迷っている方や、どういった違いがあるのか気になる方に向けて書いていきます。
HyperXの全ヘッドセットを比較して解説と、おすすめの紹介をしていきます。
HyperXの全ヘッドセットの特徴を比較
名称 | 接続 | ドライバー | 周波数応答 | サラウンド | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Cloud Alpha | 3.5mm | 50mm | 13Hz~27,000Hz | ステレオ | 298g | $99.99 |
Cloud Alpha S | USB 3.5mm | 50mm | 13Hz~27,000Hz | HyperXサラウンド7.1 | 310g | $129.99 |
Cloud Flight | 2.4GHz | 50mm | 20Hz–20,000Hz | ステレオ | 300g | $139.99 |
Cloud Flight S | 2.4GHz | 50mm | 10Hz~20kHz | HyperXサラウンド7.1 | 310g | $159.99 |
Cloud Mix | Bluetooth | 40mm | 10Hz~40,000 Hz | ステレオ | 260g | $199.99 |
Cloud Orbit S | USB 3.5mm | 100mm | 10Hz~50,000Hz | 3Dオーディオ | 368g | $329.99 |
Cloud Stinger | 3.5mm | 50mm | 18Hz-23,000Hz | ステレオ | 275g | $49.99 |
Cloud Stinger Core | 3.5mm | 40mm | 20Hz–20,000Hz | ステレオ | 215g | $39.99 |
Cloud Stinger Core Wireless | 2.4 GHz | 40mm | 20Hz~20kHz | NGENUITYサラウンド7.1 | 244g | $79.99 |
Cloud Ⅱ | 3.5mm | 53mm | 15Hz~25,000 Hz | ステレオ | 320g | $99.99 |
Cloud Ⅱ Wireless | 2.4 GHz | 53mm | 15Hz~20kHz | HyperXサラウンド7.1 | 300g | $149.99 |
Cloud Revolver S | USB 3.5mm | 50mm | 12Hz–28,000 Hz | Dolbyサラウンド7.1 | 360g | – |
Cloud Revolver 7.1 | USB 3.5mm | 50mm | 10Hz~23.2kHz | HyperXサラウンド7.1 | 360g | $149.99 |
HyperXのゲーミングヘッドセットを全部で13種類比較しました。
スペックについてはHyperXの各ヘッドセットのページを参考にしています。
価格については公式サイトで購入した場合の価格なのでドル表示。
それぞれが特徴のあるゲーミングヘッドセットですが、おすすめをピックアップして紹介していきます。
HyperXのヘッドセットでおすすめを紹介
HyperXのゲーミングヘッドセットの中でもおすすめを紹介していきます。
紹介するおすすめのヘッドセット
HyperX Cloud Alpha S

- HyperXの中でも根強い人気
- デュアルチャンバードライバー搭載
- 低音調整スライダー
- オーディオコントロールボックス付属
- HyperX独自のバーチャルサラウンド7.1ch
『HyperX Cloud Alpha S』はCloud Alphaシリーズの最新型。
Cloud Alphaとの違いは多く
- 低音調整スライダーの追加
- オーディオコントロールボックスの追加
- バーチャルサラウンド7.1chに対応
- 通気性の上がったイヤーカップ
といった違いがあります。上記の違いがあるが、現在でも価格を抑えて『HyperX Cloud Alpha』は販売しており、バーチャルサラウンドや低音スライダーを必要としないのであれば『HyperX Cloud Alpha』をおすすめします。
『HyperX Cloud Alpha』のレビューをHyperX Cloud Alpha レビュー:聞き分けのできるコスパ最強ゲーミングヘッドセットでしていますので、気になった方は参考にしてみてください。
Cloud Alphaシリーズのデュアルチャンバードライバーは搭載しており、低音域と中音、高音域の分離ができていて音の聞き分けを得意としている。
HyperXのゲーミングヘッドセットの中でもFPSやバトルロワイヤルゲームに向いているゲーミングヘッドセットです。

HyperX Cloud Ⅱ Wireless

- 2.4GHzの高速ワイヤレス
- プロ人気No.1のワイヤレス
- HyperX独自バーチャルサラウンド
- 53mmの大口径ドライバー
- 良くも悪くもシンプル
- バッテリー持続30時間
海外プロゲーマーの人気No.1のゲーミングヘッドセット『Cloudⅱ』のワイヤレスモデル。
見た目も『Cloudⅱ』からワイヤレスになったことで、ボタンとメディアコントロールが付いたこと以外の違いは無い。ただ、ワイヤレスになったことでソフトウェアを使用することとHyperX独自のバーチャルサラウンド7.1chを使用できるようになった。
Cloud Alphaシリーズにあるデュアルチャンバードライバーは搭載しておらず、Cloud Alphaシリーズと比べるとゲームや音楽での音の聞き分けは劣る。それでも音の聞き分けができないわけではないのでゲームで使用して問題はない。
バーチャルサラウンドは「HyperX独自7.1ch」で、ステレオと比べると少し籠ったように聞こえ、音が遠く小さめになります。それでも、音の定位は前後左右良く音の位置を把握することができます。
特徴にも書いたが、良くも悪くもシンプルなモデルです。これといった特徴は無いが、ややこしい設定などが無い方が良い方向けのゲーミングヘッドセットです。
『Cloud Ⅱ Wireless』の詳細レビューはHyperX Cloud Ⅱ Wirelessレビュー!プロに人気なゲーミングヘッドセットがワイヤレスになったぞ!で紹介しています。

HyperX Cloud Stinger Core Wireless

- 2.4GHzワイヤレス
- ワイヤレスで低価格
- バッテリー持続17時間
- NGENUITYソフトウェアサラウンド7.1
- コストカットされた見た目
- 245gと軽量
『HyperX Cloud Stinger Core Wireless』は『HyperX Cloud Stinger Core』のワイヤレスモデル。
価格は1万円いかずコストをかなり抑えている。コストを抑えている分音質や外観が微妙に感じる部分が多い。
見た目がチープな部分は245gとワイヤレスなのに軽量化されている部分がある。しかし、音質面はこもったような音に、音の定位も前後の定位が曖昧になる部分がある。
個人的な意見だが、FPSやバトロワといったゲームで使用するのは向いていないと思います。低予算でムービーゲーやモンハンのようなPVEのゲームで使用するのであれば購入する価値はある。
『HyperX Cloud Stinger Core Wireless』の詳細レビューはHyperX Cloud Stinger Core Wireless 7.1レビュー:快適性に特化したワイヤレスゲーミングヘッドセットで紹介しています。

HyperX Cloud Flight S

- 2.4GHzワイヤレス
- Qi充電対応
- バッテリー30時間
- HyperX独自サラウンド7.1
- カスタマイズ可能な4つのサイドボタン
『Cloud Flight』から大きく進化した『Cloud Flight S』。
変更点は多く
- ワイヤレス化
- Qi充電対応
- HyperX独自サラウンド搭載
- カスタマイズ可能な4つのボタンを追加
といった追加点がある。
その分価格は約2万円と高いがその分利便性はとても高い。サイドボタンによるゲームとボイスチャットのミックスの調整からサイドトーンとマイクミュートが初期設定されている。ソフトウェアで設定することでサイドボタンの設定は変更でき、メディアコントロールを設定することも可能。
他にはないQi充電を搭載しているので、使用後にQi充電器に置くだけで充電できることから充電忘れによるバッテリー切れを起こすこともないでしょう。
音質面に関しては『Cloud Flight』から進化して、バーチャルサラウンドの対応だけでなく、中音域から高音域を捉えやすくなっている。ステレオの定位が良いが、バーチャルサラウンドの定位が少し曖昧な部分がある。
設定できるボタンの追加や、Qi充電といった利便性が上がり、ワイヤレス化されてとても良いゲーミングヘッドセットになった分価格は2万円前後と高め。利便性が高いゲーミングヘッドセットを使用したいのであればおすすめです。
実際に『Cloud Flight S』を使用したレビューはHyperX Cloud Flight Sレビュー:Qi充電できる便利なワイヤレスゲーミングヘッドセットで紹介しています。

HyperX Cloud Orbit S

- 100mmドライバー
- 3Dオーディオ8ch
- 3Dトラッキング技術
- 高級感のある外観
- 高価格
『HyperX Cloud Orbit S』は最高レベルの技術を詰め込んだゲーミングヘッドセット。
100mmの平面ドライバーによる安定した音質とチューニングで低音域から高音域がフラットでどれもゲーム内の音をはっきりと聞き分ける。
3Dオーディオ技術によって音の定位は良く、前後左右ハッキリと音の位置が分かります。
3Dトラッキング技術はモニターとヘッドセットの向きをセンタリングして右を向いたら左耳から音が出る仕組みになっている。

他のヘッドセットには無い3D機能と高い音質!
高い音質と3Dの機能はヘッドセットの中でもかなりすごいが価格も高い。
ハイエンドなゲーミングヘッドセットをこれ一台で決めたいのであればおすすめします。
実際に『Cloud Orbit S』を使用した感想はHyperX Cloud Orbit Sレビュー:高額ゲーミングヘッドセットの実力を徹底レビューで紹介しています。


HyperX Cloud Revolver 7.1


- USBサウンドコントロールボックス付属
- PS4/PS5でバーチャルサラウンド7.1chが使用できる
- メリハリのある音で違いが分かる
『HyperX Cloud Revolver 7.1』は『HyperX Cloud Revolver S』のマイナーチェンジモデル。
ヘッドセットの見た目は変わらないが、サウンド部分が進化した。
バーチャルサラウンドを使用した際のホワイトノイズが無く、くっきりとしたサウンドで、メリハリもあり、バーチャルサラウンドの定位が良くなり前後の定位もはっきりとしている。
大抵のゲーミングヘッドセットがPS4に挿してもバーチャルサラウンドを使用できないが、『HyperX Cloud Revolver 7.1』はバーチャルサラウンドを使用することが可能。
全体的にレベルの高いヘッドセットでありながら価格は約12,000円とコスパの高いヘッドセット。
PS4やPS5でバーチャルサラウンドの使用できるゲーミングヘッドセットを使用したい方におすすめです。
『Cloud Revolver 7.1』を実際に使用した感想はHyperX Cloud Revolver 7.1レビュー:進化したバーチャルサラウンドで定位感抜群で紹介しています。


HyperXのゲーミングヘッドセットおすすめまとめ
全HyperXのゲーミングヘッドセットをシリーズごとにまとめておすすめを紹介しました。
紹介したゲーミングヘッドセットはそれぞれシリーズごとに特色があり、購入に悩んでいた方にもわかりやすい違いで紹介しました。
どれもおすすめというわけではなく、使用する方のシーンや予算に合わせて購入していただくと良いと思います。
今回紹介したヘッドセット






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