評価:5
どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回はゼンハイザーの『GSP370』をAmazonのセールで購入したので、実際に使用した感想を書いていきます。
- 軽量285g
- バッテリー寿命100時間
- 高音質
ワイヤレスゲーミングヘッドセットで驚異の軽量285g、バッテリー100時間はヤバイ!!!
といった内容になっています。
では『GSP370』のレビューをしていきます!
『SENNHEISER GSP370』購入の経緯
ゼンハイザーの製品は前から使用しており、サウンドカードの『GSX1000』を愛用してます。
サウンドカードとしてFPSやバトロワゲーで使用していて「音質と音の定位がとても良い」のでヘッドセットも気になっていました。
音質や定位に定評のある『GSP600』が気になっていたのですが、価格がゲーミングヘッドセットの中では高く約30,000円。
そこで同じゼンハイザーのゲーミングヘッドセットのワイヤレスゲーミングヘッドセット『GSP370』と有線のゲーミングヘッドセット『GSP350』を購入しました。
安くなっててついポチッたら神だった・・・w
『GSP350』のレビューはSennheiser GSP350レビュー:軽量でコスパ最高ゲーミングヘッドセットにて詳しく紹介しています。
『GSX1000』のレビューは【GSX1000レビュー】PUBGにオススメのUSB型サウンドカードにて詳しく紹介しています。
『GSP370』の特徴
2020年5月7日に発売したワイヤレスゲーミングヘッドセット。
価格は現時点(2021年1月12日)で公式サイト26,800円。ワイヤレスゲーミングヘッドセットの中で、他メーカーと比べるとハイエンド価格。ゼンハイザーEPOSの中ではワイヤレスゲーミングヘッドセットの中ではミドル価格となっている。
では、特徴と詳細スペックを書いていきます。
最大100時間のバッテリー性能
ワイヤレスゲーミングヘッドセットの中では100時間は驚異の長時間バッテリーです。
大体のワイヤレスゲーミングヘッドセットでは30~50時間です。
ワイヤレスゲーミングヘッドセットを使用していて結構バッテリー切れが気になる所。そこが解消されているのがとても凄い。
ワイヤレスなのに軽量
ゲーミングヘッドセットは重量がかなり重要。軽いゲーミングヘッドセットでは長時間使用しても疲れを感じない。
ワイヤレスになると重量はよりバッテリー分重くなるがそれでも『GSP370』は285gと超軽量。
長時間バッテリーでありながら軽量のゲーミングヘッドセット、最強か!?
詳細スペック
充電時間 | 1時間 |
動作温度範囲 | 0〜40 |
範囲(視線) | 10メートル |
範囲(オフィスでの使用) | 10メートル |
箱の中は何ですか | ChargingCable、BTDongle |
パッケージの重量(完全な製品とパッケージを含む) | 636g |
製品パッケージの寸法(L x W x H) | 224 mm x 240 mm x 101 mm |
マスターカートンの寸法(L x W x H) | 594 mm x 270 mm x 524 mm |
ディストリビューターマスターカートンのユニット | 10 |
寸法 | 80 mm + 200 mm + 180 mm |
製品の高さ | 180mm |
イヤーパッドのサイズ | 110 mm + 80 mm + 15 mm |
重量 | 285g |
ケーブルの長さ | 1500mm |
着用スタイル | ヘッドバンド |
色 | ブラック |
ヘッドセットの重量 | 285g |
記事番号 | 1000231 |
EANコード | 5714708000327 |
UPCコード | 840064400329 |
イヤーカップリング | 耳の周り |
トランスデューサーの原理 | ダイナミッククローズ |
互換性 | MacOSX、PS5、PCSoftphone、PS4 |
全高調波歪み | 1% |
保証 | 2年 |
公式のスペックを表示しております。
100時間使用できるヘッドセットで、充電時間は1時間で済みます。
1ヵ月に1回充電すれば充電切れを起こさないレベルのバッテリーの持ちです。
公式スペックで285g。保証は2年と長期の保証をしてくれている。
スペックはもちろんいいし、保証も2年としっかりしている!
GSP300シリーズごとの違いについて
今回紹介する『GSP370』は「GSP300シリーズ」です。
その中でも特徴の違いをそれぞれお伝えしていきます。
- GSP300:有線アナログ接続、バーチャルサラウンドは無い
- GSP350:有線USBデジタル接続、バーチャルサラウンドあり
- GSP370:USB無線2.4GHz高速ワイヤレス、バーチャルサラウンドあり
といった違いになっています。
どれも重量や見た目に違いはほとんどないが、接続方法やソフトウェアの使用の有無などに違いがある。
「GSP300シリーズ」の中でもハイエンドな価格帯の『GSP370』です。
『GSP370』の外観・開封
『GSP370』を開封していき、ヘッドセット本体と付属品を見ていきます。
『GSP370』の開封
Amazonで購入して送られてきた状態が写真の状況です。
丁寧な状態で送られてきました。
外箱の表面と裏面の写真です。
ゼンハイザーらしい白と青のポイントカラー。
シンプルでかっこいい・・・
外箱を開け、見ていきます。
開けるとカバーが付いており、カバーを外すとヘッドセット本体と付属品が入っています。
しっかりと保護されてますね。
『GSP370』の外観本体と付属品
- ヘッドセット本体
- USBドングル
- 充電用USB Type-A to MicroUSB
- 説明書等書類
それぞれ詳しく見ていきます!
USBドングルの写真です。USB Type-A接続。
大きめでゼンハイザーのロゴが入っており、無くしにくいと思います。
USB充電ケーブルの写真。MicroUSB to USB TypeA。
USB充電ケーブルは十分な長さがあるので、もし充電がなくなった場合でも充電しながらプレイすることができます。
書類関係3つの写真です。
どれも取り扱いの説明書ですね。
『GSP370』の正面と裏面の写真です。
全体的に黒のカラーリングですね。
横から見た写真。
横から見るとロゴと文字がホワイトカラーです。
全体的にメタリックなシルバーカラーとブラックでかっこいいです。
右側に音量調整のネジ、左側にマイクがあります。
では、ヘッドセット本体のそれぞれを詳しく見ていきます。
買った始めの状態ではヘッドバンド部分に保護シートが付いています。
保護シートを剥がすと表面がサラサラの加工されたプラスチックです。
頭頂部のクッションの写真です。
クッションはとても柔らかく、メッシュ状になっており通気性が良く蒸れにくいです。
イヤー部分の写真です。
イヤーのクッションはクッション性が高く、頭頂部のクッションよりも触り心地はサラサラでふんわりしているイメージ。
イヤーカップは耳の大きさ丁度くらいの大きさなので他のヘッドセットなどと比べると小さく感じる印象はあるがカッチリ耳を覆う感覚がある。
イヤーカップを外した状態の写真です。
イヤーカップを外した状態で真横から見ると、グリルが後ろ側に下がっている。
マイクの写真です。マイクを上限・中間・下限と動かした時の写真になります。
マイクを上限まで上げるとマイクをミュートにすることができます。
マイクを中間まで持ってくると「カタ」と止まります。
マイクの下限は結構下まで下げることができます。
電源スイッチと充電部分(MicroUSB)の写真です。
電源スイッチを手前に押すことで電源がONになり、赤または緑で点滅します。ドングルを見つけられなかった場合赤で点滅し自然と省電力モードになります。
緑で点滅後はヘッドセットとドングルが接続されます。
電源スイッチを後ろ側に入れることでヘッドセットの電源が切れます。
電源スイッチがほっそいので折れちゃわないか心配です・・・。
マネキンに『GSP370』を装着させた写真です。
実際に装着すると少し小さく感じるがフィット感はしっかりしている。
マイクの高さは中間で止まるがそこより下げたところが丁度よく感じる。
側圧もそこまで強くないのが画像で分かると思います。
EPOS公式のスペックでは285gだが、実測では283gとより軽い数値が計測された。
2gの誤差ですが本当に軽いですね!
専用ソフトウェア『EPOS・Sennheiser Gaming Suite』
『GSP370』の専用ソフトウェア『EPOS・Sennheiser Gaming Suite』を紹介していきます。
下記リンクの公式サイトで『EPOS Gaming Suite』をインストールできる。
インストールすると『EPOS Gaming Suite』がインストールされています。
インストールされた『EPOS Gaming Suite』の設定画面に行くとアップデートがありますのでアップデートしておきましょう。
ドングルアップデートを行うと故障することがあるみたいなので注意!
では、それぞれどういったことがソフトウェアで設定できるかを解説していきます。
再生
再生タブではイコライザー調整、ステレオとバーチャルサラウンド7.1chの選択、反響音の設定(7.1ch選択時のみ)サウンドテストができる。
イコライザー調整は64〜16kの各点を上下に調整することで音域ごとの出す音を設定できる。
2.0と7.1の選択は2.0だとステレオで左右だけでわけた音の再生。7.1を選択するとバーチャルサラウンド7.1chとなり、音をより立体的に聞くことができます。
バーチャルサラウンドには個人差がありますが、音の定位はかなり良いです!
バーチャルサラウンド7.1を選択時に反響をどれだけ強くするかゲージを調整することができる。
サウンドテストをすることで、設定した音をテストで聞くことができます。
ゲームで使用するのであれば反響はない方がオススメ!
マイク
マイクタブでは、音声強化、ゲイン、サイドトーン、ノイズゲート、マイクミュートがある。
音声強化ではオフ、ウォーム、クリアとあるがオフが一番良い。ウォームは少しかすれて、クリアはより音がかすれます。なのでオフ一択です。
ゲインはマイクの音量ブーストです。ゲインすることで小声で話すような方でもマイク音を上げることができる。
ノイズゲートは音声入力の下限設定です。雑音だけの音では入らないようにし、自分の声の大きさ程度で設定することで自分の声のみ入力されるようになります。
サイドトーンは自分がマイクを通して発した音が自分にも聞こえるようになる機能です。
ミュートはそのまま押すことでミュートになる。
設定
設定タブでは、ヘッドセットとドングルのアップデート、バグの報告、通知の設定、スタートアップ時の表示設定、言語の設定ができる。
ここでドングルアップデートしたら使えなくなったので、ドングルに不具合がなければアップデートしない方がいいかもです。
『GSP370』の使用感レビュー
実際に『GSP370』を使用して感じたことを書いていきます。
ゲームで使用した感想はVALORANT、ボイスチャットなどのマイクに関することDISCORDに書き、それ以外についてはそれぞれ詳しく書いていきます。
VALORANTでGSP370を使用してみた感想
VALORANTで使用して感じたことを書いていきます。
まず始めに簡単に書くと
音質が良く聞き分けられ、音の定位も良く文句なし
褒めすぎるのも良くないかなって思いますが、ゲームをプレイしていて音の位置は分かるし、音の聞き分けも問題ない。
イヤホンでプレイしていると前後の定位が曖昧になってしまう場合があるが、『GSP370』はそんなことはなく前後も毎回問題なくわかった。
銃撃戦などが激しい状態でも足音やプラントの設置解除音を聞き分けられたのも良い点です。
解除音聞こえなかった・・・という悲しいこともなかった!
毎日長時間使用しても蒸れることもなく、使用していて頭が痛くなることもありませんでした。
ゲーマーで長時間使用する方でもストレス無く、『GSP370』を装着して長時間使用することができます。
ボイスチャット(DISCORD)
ボイスチャットを主にDISCORDを使用した時の感想になります。
友人に聞いてもらって確認したことになります。主に感じたことを書いていきます。
- コンデンサーマイクと比べると音量不足を感じるがマイク音質は良い
- マイクを口元まで近づけても息が入らない
- ミュートが楽
感じたことは上記のことくらいですかね。
マイク音質はヘッドセットの中でも音質は良い方です。
DISCORDのノイズカットが優秀なのもあるけど、『GSP370』のマイク音質は良いですよ。
USBドングルに不具合あり
私の場合、ZENNHEISER Gaming Suiteの状態では使用できていたが、EPOS Gaming Suiteにアップデート後USBドングルが認識されなくなった。
アップデートのタイミングでGSP370のドングルが故障してしまったのだと考えられます。
その後、EPOS Gaming Suiteの再インストール、USBドライバーのアンインストール、ヘッドセットとUSBドングルのアップデートを試したがOS側に認識されないままとなりました。
USBドングルのアップデートだけ失敗していたので完全に故障かなぁ・・・。
なので、私は故障ということでまだ購入から3ヶ月程度なので保証期間ということもあり故障対応の場所に送りました・・・。
Twitterで色々な不具合からの復帰した報告があったので一応貼っておきます。
gsp370のファームアップデート、別PCでやったらアップデート出来た
いろんなポートでドングルさして、デバイス認識複数あったのが原因なのかな? pic.twitter.com/4oEgkVDDQT— 在庫ニングさん (@zaikoning_san) June 27, 2020
GSP370でアップデートできない、とか認識しない問題出たけど、解決できた。https://t.co/CWvyXntfWZ
これ。現段階で古いSuiteだけどとりあえずDL→インストールして、Suite立ち上げてアップデート→再起動後に最新版Suiteでドングルとヘッドセットのアプデを完了させる。
そしたら認識した— いっちー(30) ICZEE (@RAiZO_Ta1) July 6, 2020
gsp370、PCスリープ復帰時にドングルを抜き差ししないと認識してくれなくなることが発覚(ノ)’瓜`(ヾ) 機種固有じゃなさそうな気がしたけど670ユーザーの情報がまったくない
— へるにあ(かに) (@PNCE_) May 8, 2020
いろいろ試してやっと反応してくれた…役に立たないと思うけど備忘録置いとく🤢
・ここのトラブルシューティングから「ヘッドセット マイク – GSP370」
・再起動後、なぜかヘッドセット自体が反応しなくなったのでGaming SuiteのTrouble shootingからドングルをアプデ
・マイク反応した!ヤッター🙌 pic.twitter.com/s2cpZpPDZ8— ひなみゆ (@hinaminowaguma) June 6, 2020
解決してる人もいれば故障したままの方もいるので注意してね・・・。
軽くて100時間持つバッテリーはかなり便利
一番初めにも書いたが285gと軽量でバッテリーは100時間持つ。
VALORANTを5時間程プレイしても全然痛くならなかった。
300g後半のヘッドセットを使用するといつも3時間くらい経つとメガネの部分だったり側面が痛くなっていたが、痛くなるようなことが無かった。
いつも30時間のバッテリーでは充電忘れをするとゲーム中にヘッドセットの充電が切れることが多かった。
だが、バッテリーが100時間ももつので充電するのを忘れても全然平気で2,3日充電を忘れても充電が切れることもなかった。
軽くてバッテリー長寿命はノーストレス!故に最強!
追記:USBドングルのアップデート故障で新品と交換になりました
今回SENNHEISERの故障した際の送り先に送りましたが、ゲーミングデバイスの修理はEPOSで行っているということでした。
もし、私と同じく『GSP370』が故障してしまった場合は、EPOSとメールなどでサポートセンターに連絡をしてから送ったほうが良いみたいです。
今回私の場合はSENNHEISERからEPOSへ送られてどういった状態で故障したかをお伝えして約2か月程かかりましたが故障から帰ってきました。
私の場合はUSBドングルを「EPOS Gaming Suite」でアップデートした際に故障してしまったのですが、無償で交換となりました。
めっちゃ良いワイヤレスゲーミングヘッドセットだから早く交換してほしかったですね・・・。
『GSP370』を他のヘッドセットと比較
『SENNHEISER/EPOS GSP370』を同価格帯のワイヤレスゲーミングヘッドセットと重量と充電持続時間、価格を比較していきます。
名称をクリックすることでそれぞれの詳しいレビュー記事に飛びます。
名称 | SENNHEISER/EPOS GSP370 | Logicool G PRO Xワイヤレスゲーミングヘッドセット | Razer BlackShark V2 PRO | HyperX Cloudⅱ Wireless |
重量 | 285g | 370g | 320g | 300g |
バッテリー持続時間 | 100時間 | 30時間 | 24時間 | 30時間 |
価格 |
同価格帯のワイヤレスゲーミングヘッドセットと比較すると圧倒的に軽く、バッテリーの持続時間が長いことが分かります。
正直ワイヤレスゲーミングヘッドセットを買うならこれ一択なレベルですね!
『GSP370』レビューまとめ
結構な長文になってしまいましたがここまで見ていただきありがとうございました。
ではここまでで書いてきたことをまとめていきます。
- 285gと超軽量
- バッテリー100時間もつ
- 高音質
- 音の定位が良い
- マイク音質が良い
- USBドングルに難あり
ゲームをプレイする人は長時間プレイする人が多いと思いますが、そんな方に最適だなと思います。
ゲーミングヘッドセットとして良い所しかないんだよなぁ・・・。
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