評価:4
どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回はZENHEISERのゲーミングヘッドセット『GSP300』をレビューしていきます。
GSP300には他にもGSP301とGSP302があるが、色の違いだけです。
どういったゲーミングヘッドセットか先にお伝えすると
- 装着感はフィット感がとても良い
- 軽いので長時間使用しても疲れない
- 音質は価格同等
- 音の定位はしっかりしている(接続先依存)
- マイク音質はとても良い
と感じました。
では詳しく『SENNHEISER GSP300』をレビューしていきます。
GSP300の特徴
- GSP300シリーズの中ではエントリー向け
- SENNHEISERの高音質設計
- 軽量で装着感の良いパッド
- マイクを上げるだけのミュート機能
GSP300シリーズの中ではエントリー向け
GSP300にはいくつかシリーズがあります。
- GSP300:アナログ接続
- GSP350:USBデジタル接続
- GSP370:2.4GHz高速ワイヤレス
といったシリーズが展開されています。
このシリーズの中でも最も低価格でエントリー向けのヘッドセットです。
『GSP300』がアナログ接続なのに対して他2つはデジタル接続なので、ソフトウェアによるバーチャルサラウンドに対応している。
バーチャルサラウンド対応のヘッドセットを使用したい場合は『GSP350』または『GSP370』がおすすめです。
SENNHEISERの高音質設計
ドイツの老舗音響メーカー「SENNHEISER」のゲーミングヘッドセットなので音質はとても良い。
アナログ接続なので雑音や音の定位感については接続先に依存します。
GSP300の音のチューニングはフラット傾向になっています。
軽量で装着感の良いパッド
『GSP300』は270gととても軽量。
なので、長時間使用しても疲れにくい。
ヘッドバンド部分は肉抜きされていて、ヘッドバンドのパッド部分はメッシュになっていて蒸れにくい。
使いやすさを重視している方にはとてもおすすめできる装着感と耐久性です。
マイクを上げるだけのミュート機能
マイクブームは取り外しではなく付いた状態になっています。
使用する際はマイクを下げてカチッという境目があるのでそれより下げるとマイクを使用できる。
マイクをミュートする際はカチッというミュートの堺まで上げるか、上限まで上げるとマイクミュートにできます。
マイクミュートの状態は一目で見て分かるのでミュート忘れをすることがなさそうです。
SENNHEISER GSP300の詳細スペック
製品名 | EPOS GSP301 |
ドライバー | 未公開 |
周波数特性 | 15Hz~26,000Hz |
インピーダンス | 19Ω |
出力音圧レベル | 最大.113dB |
マイク方式 | 未公開 |
マイク周波数特性 | 10Hz~15,000Hz |
マイク感度 | -41dBV/PA |
ノイズキャンセリング機能 | ノイズキャンセリングあり |
EPOS|SENNHEISERのゲーミングヘッドセットの中では最も価格の低いヘッドセット。
エントリー向けとして人気があり、カラーリングがブルー(GSP300)、ホワイト(GSP301)、ブラック(GSP302)となっている。
GSP300の外観
『GSP300』を開封からヘッドセット本体と付属品を見ていきます。
開封
今回Amazonで購入して外箱に梱包された状態で送られてきました。
『GSP300』の外箱はいつのも「SENNHEISER」の外箱ですね。
外箱の中にも形に合わせた箱に入っておりしっかりとしております。
内容物一覧です。
- ヘッドセット本体
- 4極変換ケーブル
- 取扱説明書
となっております。ではそれぞれ見ていきます。
ヘッドセット本体
ヘッドセット本体の見た目は非常にシンプル。
素材はプラスチック製で高級感は無いが見た目にチープさはありません。
マイクのミュートとの境目とマイクを下限まで下げた状態の画像です。
マイクのミュート状態との境目にはスイッチ部分があるのでミュートの堺目を通すとカチッという音がします。
ヘッドセットをアップにして見ていきます。
右耳側にヘッドセット本体のボリューム調整ダイアルがあります。右耳側にロゴもある。
ヘッドバンド部分は肉抜きされており、軽量化をされている。ヘッドバンド部分に『GSP301』の刻印もあります。
ヘッドバンド部分の画像になります。
ヘッドバンド部分はパッドがメッシュ素材でできており、通気性が高く蒸れにくい構造になっています。
ヘッドバンドの調整部分の写真です。
ヘッドセットの高さは12段階で調整することができます。
カタカタとそこそこ緩めだが、メモリ1つ1つに段差があるので勝手にメモリが動くことは無い。
『GSP300』のイヤーパッドとイヤーパッドを外した状態の写真です。
イヤーパッドの厚みはとても厚いわけではなくそこそこある感じでクッション性は充分。素材は合皮なので高級感があります。
イヤーパッドを外したのは右耳側を外しています。グリルが傾いており、後頭部に向かって下がっているエルゴノミクスデザインです。
『GSP300』の接続端子は3極でヘッドホンとマイクの接続に分かれている。
ケーブルが細いゴム製なので断線が怖いです。
『GSP300』の重量を見ていきます。
ケーブル込みの重量で292g、ヘッドセット本体のみで270gです。
ケーブルを入れても軽量だね!
付属品
付属品の『GSP300』のスペックと使用上の注意、3極から4極への変換ケーブルです。
PS4で4極にして使用する人向けかなと思います。
GSP300を使用した感想
実際に『GSP300』を使用して個人的に感じたことを書いていきます。
お伝えする内容
- 装着感
- 音質
- ゲームで使用した感想
- マイク音質
『GSP300』は『GSX1000』に接続して使用した感想になっているので環境による違いがある点についてはご了承ください。
装着感
装着感は非常に良く感じました。
ヘッドセットを装着する際はヘッドセットの調整を最大まで高くして使用。
装着した時のファーストインプレッションは側圧が均等でどこかがキツイと感じることはありません。
5時間程ゲームをしながら装着していましたが、装着感は透明感があり、長時間使用しても全く疲れることがありませんでした。
音質
音質はフラットな音の傾向で籠っている感じなどもなく聞き取りやすい音質。
音の解像度については価格相当で、1万円台のイヤホンやヘッドセットと変わらない音質です。
個人的には詳しく書くと中音域はしっかりと聞こえるが高音のシャリと低音のベースなどが少し潰れているかなと感じる。
ゲームで使用した感想
ゲームはFPSゲーム「VALORANT」で使用した感想を書いていきます。
「VALORANT」のデスマッチとコンペティティブで使用した感想になります。
まず音が混ざって聞こえにくいデスマッチでの使用感から書いていきます。
デスマッチでは敵の足音と銃声が複数からなっている為、音の聞き分けと判断が必要になってきます。
複数の音が鳴っている中でも、敵の復活音、足音、銃声がどこからしているかがわかりました。
なので、音の聞き分けや音の定位はとても良いと感じます。
コンペティティブで使用した感想では、聞こえずに困ることのあるディフューズの設置と解除音です。
約5戦程戦って感じたのは、ディフューズの音を聞き逃したことはありませんでした。
比較的に他のゲーミングヘッドセットよりも音が小さいかもしれないので音は大きめに設定しておいた方が聞き逃しなどは無くプレイできると思います。
音質は普通だけど、音の定位と音の聞き分けはしっかりできるよ。
マイク音質
マイク音質はとても良い。
実際にデジタル接続の『HyeprX QuadCast S』と『GSP300』を比較していきます。
▽『HyeprX QuadCast S』のマイク音質チェック
▽『GSP300』のマイク音質チェック
比較したところGSP300の音質はHyperX QuadCast Sに劣らないレベルのマイク音質に感じました。
少し音量が小さく感じるので少し声を張った方が相手が聞き取りやすいと思います。
マイク音量をソフトウェアでボリュームアップしたりすることはできないので、OS側やゲーム機器側で設定することをおすすめします。
GSP300レビューまとめ
今回『GSP300』をレビューしてきた内容をまとめていきます。
- GSP300シリーズの中でもエントリー向け
- 接続はアナログ接続オンリー
- マイクのミュートは簡単でわかりやすい
- ヘッドセットの付け心地が良い
- 長時間使用しても疲れない
- 音質は価格相当
- 音の定位と音の聞き分けは良い
- ゲームで十分に使用できる
今回使用して感じたことはこの様に感じました。
実際に使用するのであれば、PCやPS4で使用できるサウンドカードと一緒に使用するととてもサウンドプレイが良くなるのでおすすめです。
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