評価:3.5
どうも、ぷちろぐのぷっちーです。
「SteelSeries」のゲーミングヘッドセットから新作が出るということで『Arctis Prime』をAmazonで購入しました。
先に個人的に感じた感想をお伝えすると
- 外観はSteelSeriesの中で最も高級感がある
- レザー製のイヤーパッドで蒸れやすい
- ヘッドバンドが自動調整だが少しキツイ
- 音質は良くハイレゾの恩恵を感じる
- ゲームで音の聞き分け音の定位感はとても良い
といったように感じました。
では、詳しく≪SteelSeries ArctisPrimeレビュー≫について書いていきます。
SteelSeries ArctisPrimeの特徴
- アルミニウム合金とスチールを使用し耐久性が高い
- 最新のハイフィデリティオーディオドライバーを搭載
- ハイレゾ規格の40,000Hz
- Discord認定のClearCastマイクロフォン
- すべてのゲーミングプラットフォームで使用可能な3.5mmケーブル
- ノイズアイソレーションイヤークッションでノイズ低減

SteelSeries ArctisPrimeのスペック
名称 | SteelSeries ArctisPro |
周波数特性 | 10~40,000Hz |
感度 | 92dB SPL |
インピーダンス | 32Ω |
全高調波歪 | < 1% |
マイクタイプ | 格納式ブーム |
マイク極性パターン | 双方向性 |
マイク周波数特性 | 100~10,000Hz |
マイク感度 | -38dBV/Pa |
マイクインピーダンス | 2200Ω |
保証 | 1年間 |
スペックだけを見ると高音質なヘッドセットであることがわかる。
ハイレゾに対応した高音域のヘッドセットです。
SteelSeries ArctisPrimeの開封と外観
開封

Amazonで購入した『Arctis Pro』は袋に入って梱包された状態できました。
外箱と開封した状態です。

- ヘッドセット本体
- 4極3.5mm接続ケーブル
- 4極/3極変換ケーブル
- 取扱説明書
ではヘッドセットを詳しく見ていきます。
ヘッドセットの外観
ヘッドセット全体を見ていきます。
造りは『Arctis Pro』と同じくスチールとアルミ合金による高級感と剛性のあるゲーミングヘッドセット。
ヘッドセットの骨組みはスチールや合金アルミニウムで出来ているが、表面はプラスチックでできている。

イヤーカップは外れる仕様になっている。
なぜ外れるかの用途は不明。
ヘッドバンドは装着時に頭の大きさに合わせて高さを自動で調整してくれる。
『Arctis Prime』のイヤーパッドは合皮のレザータイプ。肉厚でフカフカ感が強い。
イヤーパッドの内径は大きめで耳がすっぽりと入る。
イヤーパッドを外すとイヤーグリル部分が見え、グリルは後頭部に向かって下がっており、側頭部の形に合ったエルゴノミクスデザインです。

マイクは収納タイプ。
使用時にマイクを出して使用できるので、マイクを使用していない状態でもすっきりとしている。

コントロール部分はヘッドセットの左側にあり、上からマイクミュートボタン、音量ダイアル、3.5mm接続部分。
マネキンに装着した画像。
ヘッドセットのイヤーパッドがボリュームがあるのがわかると思う。
マイクは口元まで持ってくることができます。

ヘッドセット本体の重量を見ていきます。
ケーブルなしで重量は347gと、ゲーミングヘッドセットの中では重い部類に入る。

スチールとアルミ合金はさすがに重いか・・。
付属品


付属品をそれぞれ見ていきます。
マイクの風防です。
実際に装着するとちょっとダサいですが、実用性を上げたいなら付けるのはありですね。


説明書とHelp用のサポート連絡先。
全部英語で書かれています。
ヘッドセット接続用のケーブルと変換ケーブルです。
4極のメインケーブルは長さが1.25m、デュアル3.5mm変換ケーブルは1.5m。
4極のメインケーブルだけだと1.2mと短いので注意。


『Arctis Pro』と『Arctis Prime』の違いについて
どちらも似た見た目と周波数特性が40,000Hzのハイレゾに対応している。
だが違う点がわかりにくいがあるので表にしてわかりやすくお伝えしていきます。
Arctis Prime | Arctis Pro | |
---|---|---|
接続 | 3.5mm | USB |
RGBライティング | なし | あり |
イヤーパッド | 合皮レザー製 | メッシュ製 |
Mix機能 | なし | あり |
ソフトウェア | なし | あり |
違いがある部分について表で見たら一目でわかるかと思います。
個人的には『Arctis Pro』の方がUSB接続ということもあり、機能やソフトウェアによる設定ができる点など機能面で豊富に感じるのでおすすめだ。
しかし、『Arctis Prime』にも1つより良い点があり、3.5mm接続の場合ほとんどのプラットフォームに対応しているので万人におすすめできる。



新な選択肢として『Arctis Prime』が出てきたのはありだなとは思います。


SteelSeries ArctisPrimeを実際に使用した感想
3.5mm接続ということでPCでの使用をお伝えします。
接続先はサウンドカードの『SENNHEISER GSX1000』に接続して使用しました。



実際に『Arctis Prime』を使用して感じたことを書いていきます。
装着感


装着感は初め装着したときはキツイなと感じた。
ヘッドバンドで自動で高さを調整するが、ヘッドバンドに頭頂部を抑えられているような感覚がキツク感じる。
側圧はそこまでキツクないが、側圧はそこそこ強いと思う。
長時間の使用については、重さが347gあるので結構重いことから長時間使用は休憩を挟まないと頭が痛くなる。
個人的に使用し続けられる時間は約3時間が限界かなと感じた。



頭頂部の締め付け具合がどうしても強くてつらいので3時間使用したら休憩しないとドンドン辛くなってしまう。
音質


音質はハイレゾ対応ということもありとても良く感じる。
3.5mm接続なので接続先依存で音質が大きく変わるが、私の環境上での音質についてお伝えしていきます。
音のチューニングが中音や高音域が強調されている様に感じた。低音が少し弱く抑えているように感じました。
音楽を楽しむためのヘッドセットとして使用するのもこのヘッドセットならありかなとも思う。
マイク音質


コンデンサーマイクと『Arctis Prime』のマイク音質を比較しチェックしていきます。
Arctis Primeのマイク音質チェック
AudioTechnicaのマイク音質チェック
コンデンサーマイクと比べると『Arctis Prime』の音質は若干籠っているように聞こえ、音量が少し小さめに感じる。
コンデンサーマイクと比べてもそこまで悪いわけではないのでボイスチャットや配信で使用しても全然問題ないと思います。
ゲームで使用した感想


主に「Escape From Tarkov」で『Arctis Prime』を使用した感想をお伝えしていきます。
個人的にはEFTがゲーミングヘッドセットの実力を測るのに適していて、一番小さい足音(ひそめて歩いている音)はイヤホンやヘッドセットのチューニングによっては聞き取りにくいかほぼ聞こえないことがあります。
『ArctisPrime』に関しては若干中音と高音域が強めになっていることもあり、小さい足音も聞き逃すことなくしっかりと聞き取れる。
環境音や銃声などがしていても小さな足音は聞こえていたため音の聞き分けはハッキリとできるレベルだと思います。
音の定位はゲームやサウンドカードなどに依存するが音の定位感はとても良く位置を把握して戦うことは容易でした。



FPSやバトロワで使用するのに問題ない性能ですよ。
SteelSeries ArctisPrimeのレビューまとめ
レビューまとめとして、ここまでのレビューしてきたことについて軽くまとめます。
- スチールアルミ合金製で357gと重め
- イヤーパッドがレザー製で蒸れやすい
- 長時間の使用は少し厳しい
- ヘッドバンドが頭が大きいとキツイ
- 音質はとても良い
- 音の聞き分け、音の定位は良い
- マイク音質はクリアな音質で聞き取りやすい
実際にレビューしてみるとデメリットが多いように感じるが、ゲーム用と音楽用を合わせて使用するなら見た目的にもありかなと思います。
高い音質を活かして音楽鑑賞やゲームプレイを楽しむのに向いているゲーミングヘッドセットだと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。










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