どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回はRazerのゲーミングヘッドセット「Kraken」シリーズの違いを解説していきます。
「Kraken」シリーズには色々な種類がありどういった違いがあるのか分からないという方向けの記事です。
Razer製品のゲーミングヘッドセット全体の比較は下記リンクを参考にしてください。

Razer Krakenシリーズの一覧と比較
今回「Razer Krakenシリーズ」の一覧と比較していくモデル
- Razer Kraken
- Razer Kraken X
- Razer Kraken Tournament Edition
- Razer Kraken Ultimate 7.1
- Razer Kraken V3
- Razer Kraken V3 X
- Razer Kraken V3 HyperSense
- Razer Kraken V3 Pro
- Razer Kraken Kitty Edition
- Razer Kraken BT Kitty Edition
製品名 | Kraken | Kraken X | Kraken TournamentEdition | Kraken Ultimate7.1 | Kraken V3 | Kraken V3 X | Kraken V3 HyperSense | Kraken V3 Pro | Kraken KittyEdition | Kraken BT KittyEdition |
価格 | 5,980円 | 6,480円 | 16,559円 | 12,500円 | 12,980円 | 8,980円 | 16,980円 | Razer公式 25,880円 | 19,800円 | 11,800円 |
接続 | 有線3.5mm | 有線3.5mm/USB | 有線USB | 有線USB | 有線USB | 有線USB | 有線USB | 2.4GHzワイヤレス | 有線USB | Bluetooth5.0 |
サウンド | ステレオ | ステレオ | THX サラウンドサウンド | THX サラウンドサウンド | THX サラウンドサウンド | 7.1サラウンドサウンド | THX Special Audioサラウンド | THX Special Audio サラウンドサウンド | THX 7.1 | ステレオ |
ドライバー | 50mm | 40mm | 50mm | 50mm | TriForceチタン 50mm | TriForce 40mm | TriFroceチタン 50mm | TriForce チタン 50mm | 50mm | 40mm |
マイク | 格納式 単一指向性 ノイズキャンセリング | 回転式 単一指向性 ノイズキャンセリング | 格納式 単一指向性 ノイズキャンセリング | 格納式 単一指向性 ノイズキャンセリング | 取り外し可能 RAZER HYPERCLEAR カーディオイドマイク | Razer HyperClear カーディオイドマイク | 取り外し可能 RAZER HYPERCLEARカーディオイドマイク | 取り外し可能 RAZER HYPERCLEARスーパーカーディオイドマイク | 格納式 単一指向性ノイズキャンセリング | ビームフォーミングマイク |
クッション | 冷却ジェル注入型クッション | レザーレット製クッション | 冷却ジェル注入型クッション | 冷却ジェル注入型クッション | ハイブリッド素材とレザーレット製メモリーフォームクッション | ハイブリッド素材とレザーレット製メモリーフォームクッション | ハイブリッド素材とレザーレット製メモリーフォームクッション | ハイブリッド素材とレザーレット製メモリーフォームクッション | 冷却ジェル注入型クッション | 冷却ジェル注入型クッション |
重量 | 322g | 250g | 322g | 365g | 332g | 285g | 344g | 372g | 408g | 298g |
機能 | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ | 音量調整・マイクミュートスイッチ |
選択肢 | エントリー | エントリー | エントリー | ハイエンド | エントリー | エントリー | ハイエンド | ハイエンド | ハイエンド | エントリー |
『Razer Krakenシリーズ』は全部で10個あり、『Razer Kraken V3 Pro』は執筆現在では未発売。
『Razer Kraken』と『Razer Kraken V3』で主にシリーズが分かれるが、『Razer Kraken V3』シリーズの方が新しく、接続は主にUSB接続となっている。
最新のRazerTriForceドライバーを搭載していることもあり、新たにゲーミングヘッドセットを選ぶのであれば『Razer Kraken V3』シリーズを選ぶことをおすすめします。
主な分け方
「Kraken X」→「Kraken」→「Kraken TournamentEdition」→「Kraken Ultimate7.1」
「Kraken V3 X」→「Kraken V3」→「Kraken V3 HyperSense」→「Kraken V3 Pro」
というように価格による分け方をしている。
Razer Krakenの「Kittyエディション」については、有線モデルとBluetoothモデルの違いと大きく分けていただければ分かり易いと思います。
Razer Krakenシリーズの特徴は?
前項で「Razer Kraken」シリーズを全て一覧にして比較したのでどういった違いがあるのかをパッと見た感じで分かったと思います。
そこで「Razer Kraken」シリーズのそれぞれを見て共通する特徴を紹介していきます。
- イヤーパッドがレザー又はファブリック素材
- THX USB-DACが付属又はUSB接続のデジタル接続が多い
- ヘッドセットに音量調整とマイクミュートスイッチが搭載
これらについて詳しく見ていきます。
イヤーパッドはレザー製又はファブリック素材
冷却ジェルを内蔵したイヤークッションはレザー感が強く高級感のある見た目。熱がこもりやすいデメリットを冷却ジェルを内蔵することで快適にしている。

レザー製は通気性が悪いから熱がこもりやすいんだよね。
ハイブリッド素材とレザーレット製メモリーフォームクッションは外から見るとレザー製で高級感があり、実際に耳にあたる部分はファブリック製で通気性が高い。高級感と快適性を両立したゲーミングヘッドセットだ。



見た目も実用性も良し!
THX USB-DACが付属又はUSB接続のデジタル接続が多い
「Razer Kraken」のシリーズは3.5mmピン接続のアナログか、THX USB-DACを使用するデジタル接続だ。3.5mmピンの接続はアナログ接続なので接続先に依存するので大抵は音質が悪くなる。アンプやサウンドカードに接続するのであれば音質は良いが、PCやPS4に直挿しだと音質は悪い。
そこで、THX USB-DACを使用したモデルがあり、先述した通り、USB-DACはサウンドカードに接続しているのと同じなのでデジタル接続で音質が良い。



デジタル接続かアナログ接続かは音質面では重要になります。
USB接続はデジタル接続なので接続先に依存することも無く音質は一定して良い。サウンドカードを買い足すよりもコスパ面ではよく、PCで使用するならRazerのソフトウェアが使用できるという利点もあります。
ヘッドセットに音量調整とマイクミュートスイッチが搭載


「Razer Kraken」シリーズと「Razer Kraken V3」シリーズはどちらもマイクミュートと音量調整ダイヤルが付いている。
左手で簡単にアクセスでき、感覚でマイクミュートや音量調整できるのは利便性が高い。
特にマイクミュートは頻繁に使用することが多いと思われるので便利な機能ですね。
Razer Krakenシリーズをそれぞれ紹介
「Razer Kraken」シリーズを簡単にだが紹介していきます。
Razer Kraken


オーディオジャックがあれば使用できる3.5mmピン接続のゲーミングヘッドセット。50mmドライバーを搭載しており、低音域に強い。サウンドカードと合わせて使用するならおすすめ。個人的には古いモデルということもあっておすすめできない。全体的な作りがプラスチックでオモチャ感が強い。




Razer Kraken X


40mmドライバーを搭載しており、『Kraken』と比べるとより手頃な価格設定で、安価なRazer製ゲーミングヘッドセットをとりあえず使用したいという方向け。良い所は250gという軽さで長時間使用しても疲れない。USB接続モデルであればデジタル接続なのでより音質が良く、ヘッドセット側面のロゴがグリーンに発光する。




Razer Kraken TournamentEdition


「Razer Kraken」にUSB-DACのTHXが付いたモデル。デジタル接続が出来るようになるのでおすすめだが、価格が約16,000円と高くおすすめできない。「Razer Kraken」の音質は微妙だが、USB-DACにより音質は改善されると思います。「Razer Kraken」をより良い環境にして使用したい方におすすめです。


Razer Kraken Ultimate 7.1


「Razer Kraken」シリーズの中でハイエンドモデルの「Razer Kraken Ultimate 7.1」。USB接続で使用できるので音質は安定して良い。ハイエンドモデルだが、価格はエントリー向けの価格になっており「Razer Kraken」シリーズを購入するのであればこのゲーミングヘッドセットをおすすめしたい。


Razer Kraken V3


「Razer Kraken V3」はシリーズの中でもエントリー向けの価格。USB接続でRGBライティングに対応。ドライバーは50mmのTriForceチタンコーティングとRazer製のゲーミングヘッドセットの中ではハイスペックのゲーミングヘッドセットだ。今後はKrakenシリーズであれば「Kraken V3」がおすすめで間違いはない。


Razer Kraken V3 X


「Razer Kraken V3」シリーズの中ではお手頃価格のエントリー向けです。廉価版ということもありドライバーは40mmサイズで「Kraken V3」と比べて軽い点が魅力的です。安いゲーミングヘッドセットでRAZER製から選ぶのであれば『Razer Kraken V3 X』一択ですね。




Razer Kraken V3 HyperSense


『Razer Kraken V3 HyperSense』は「Razer Kraken V3」シリーズの中ではハイエンド価格です。「Kraken V3」に音に合わせて振動する触覚テクノロジー「Razer HyperSense」を搭載したモデルです。音の振動で迫力がより増すことでゲームや映像の迫力を楽しみたい方向けになります。


Kraken V3 Pro


「Razer HyperSense」対応のワイヤレスゲーミングヘッドセットです。価格はハイエンドになります。ワイヤレスゲーミングヘッドセットで快適になり、迫力のある音を楽しむことができるゲーミングヘッドセットです。
Kraken KittyEdition


見た目はかわいいがスペックと価格はハイエンドレベル。カスタムチューニングされた50mmドライバー。USB接続でPCであれば「THX Spatial Audio」により7.1サラウンドで音の定位が良く音の位置を把握することができる。イヤーカップのロゴとネコミミはRGBライティングで発光する。ボリュームコントロールにてTHX Spatialのスイッチ、ボリュームコントロール、マイクミュート切り替えが可能だ。


Kraken BT KittyEdition


Bluetooth接続で使用するゲーミングヘッドセット。Bluetoothの規格は5.0。ドライバーは40mm。RGBライティングに対応しており、ネコミミとイヤーカップのロゴが発光する。マイクはビームフォーミングマイクになっている。


Razer Krakenシリーズから選ぶならどれがベスト?
「Razer Kraken」は旧と新で分かれていると考えると分かり易い。
- 古い方のゲーミングヘッドセットは「Razer Kraken」シリーズ。
- 新しい方のゲーミングヘッドセットは「Razer Kraken V3」シリーズ。
といったように考えれば「Razer Kraken V3」シリーズを選ぶのが無難だ。
しかし、「Razer Kraken V3」シリーズはUSB接続な為、3.5mmのオーディオジャックに接続して使用することを考えている方は「Razer Kraken」シリーズにしましょう。
なので、筆者としてのおすすめは安く済ませたいなら『Razer Kraken V3 X』、良いゲーミングヘッドセットを長く使用したい方は『Razer Kraken V3』、ワイヤレスが良い方は『Razer Kraken V3 Pro』がおすすめです。
では、ここまで見ていただきありがとうございました。


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