評価:4.5
どうも、ぷっちーです。
今回は最新のゲーミングヘッドセット『Razer Kraken V3 X』をレビューしていきます。
ゲーミングヘッドセットはゲームをする上でサウンドプレイをするのに必須のアイテムです。
そんなゲーミングヘッドセットの『Razer Kraken V3 X』がエントリー向けということで低価格で発売されました。
『Razer Kraken V3 X』がどういったゲーミングヘッドセットなのかを先にお伝えすると
- Razer40mmTriForceドライバーでメリハリのある音
- RGBライティングがあり、ソフトウェアで設定もできる
- ヘッドバンドとイヤー部分のクッションがかなり柔らかい
- 285gと軽量
- マイク音質が良くかなりおすすめ
今回はYOUTUBEでも紹介していますので動画で確認したい方はどうぞ参考にしてください!
Razer Kraken V3 Xの特徴とスペック

2021年3月25日に発売の発表があり、執筆している4月3日現在では日本国内での発売は未定。
私はRazerStoreにて購入し、4月2日に届きました。
価格はRazerStoreで8,588円とエントリー向けの価格設定になっています。
それでは、『Razer Kraken V3 X』の特徴をお伝えしていきます。
軽量で快適な設計
285gという軽量で、イヤーパッドとヘッドバンドは長時間にも耐えられるフワフワの合皮製クッション。
均等なフィット感で側圧は少し強いが、眼鏡をしていても疲れない側圧になっている。
Razer TriForce 40mmドライバー
低音域、中音域、高音域をそれぞれ独立しているような構成。
臨場感にあふれ音は鮮明かつ豊かなサウンドになっています。
Razer Kraken V3 Xのスペック
名称 | Razer Kraken V3 X |
周波数特性 | 12Hz ~ 28kHz |
インピーダンス | 32Ω |
感度 | 103 dBSPL/mW,1kHz |
ドライバーサイズ | 40mm(Razer TriForce) |
マイク | カーディオイドマイク、単一指向性 |
ライティング | RAZER CHROMA RGB |
ケーブル長 | 2m |
重量 | 285g |
価格(2021年4月3日現在) | 8,588円 |
ドライバーのサイズは40mmだが、RazerのTriForceドライバーで低音、中音、高音がそれぞれ独立して聞こえるようになる。
それぞれの音が独立して聞こえるので、ゲームなどで音の聞き分けをしやすくサウンドプレイで優位に立つことができますね。
低価格のゲーミングヘッドセットにしては珍しくRGBライティングを搭載している。RazerCHROMAと同期することで同Razer製のマウスやキーボードのライティングと同期してライティングを合わせたりなどすることが可能です。
Razer Kraken V3 Xの外観レビュー
『Razer Kraken V3 X』の外観を開封からレビューしていきます。
外箱開封
外箱表側 外箱裏側


- ゲーミングヘッドセット本体
- 説明書
- 手紙
- シール
それではゲーミングヘッドセット本体を詳しく見ていきます。
Razer Kraken V3のゲーミングヘッドセット本体詳細

ヘッドセット本体は艶消しされたプラスチック素材で指紋が付くことが無い。
全体がブラックカラーで高級感があり、普段使用でも使える印象です。
正面 後ろ 右側 左側
『Razer Kraken V3 X』のマイクと接続用のUSBケーブルは初めから接続されており、着脱することはできません。

電源がOFFの状態ではロゴ部分が目立たないが、電源が入るとRGBライティングで発光する。
では、詳細を見ていきます。
ヘッドバンド部分のクッションを見ていきます。
ヘッドバンドクッションは合皮のレザー製です。見た感じでは少し硬そうだが、触ってみると低反発の様なモチモチの柔らかさです。

かなりもちもちで気持ちが良いですよ。
イヤーパッド部分を見ていきます。
イヤーパッド部分はヘッドバンド部分と同じく合皮のレザー製。
クッションはヘッドバンド部分よりも分厚くかなりモチモチで気持ち良いです!


左耳側にマイクミュートボタン、音量調整コントロールが付いています。
マイクのミュート状態化はマイクミュートボタンが緑色になっているとマイクの使用ができます。緑色が見えない状態だとマイクミュート状態です。
マイクと接続用のUSBケーブルを見ていきます。
マイクは単一指向性で口元のみの音を拾います。マイクケーブルがグニャグニャと曲がるのでしっかりと口元に持っていけば高音質のマイクをしっかりと使用できます。
USBケーブルは少し変わっていてゴム製のようなケーブルでとてもしっかりとしています。
開封直後は曲げ癖がついていますので反対に曲げて癖を治してあげると良いです。


Kraken V3 Xの重量は公式のスペックでは285gですが、ヘッドセット部分だけを測ったところ245gでした。



かなり軽いゲーミングヘッドセットですね。
マネキンに装着し、装着感を見ていきます。
実際に装着してみると、私は頭が大きい方だがヘッドセットの調整バンドを最大まで伸ばさなくても装着できたのでキャップやフードなどを被っていても最大まで伸ばせばしっかり装着できると思います。
イヤーパッドやヘッドバンドのクッションは柔らかく長時間使用しても疲れない作りになっています。
メガネを装着していても、大きく干渉することが無いので側圧で眼鏡が浮くようなこともありませんでした。
Razer Kraken V3 Xソフトウェア「Razer Synapse3」と「7.1surround sound」


『Razer Kraken V3 X』で使用できるソフトウェア「Razer Synapse3」と「7.1chsurround sound」について詳しい内容をお伝えしていきます。
Razer Kraken V3 XのRazer Synapse3設定詳細
「Razer Synapse3」のサウンドタブについてです。サウンドタブでは音量、サウンドプロパティの呼び出しが可能です。
サウンドプロパティを呼び出し既定の出力オーディオの選択などできます。


「Razer Synapse3」のライティングタブについてです。
ライティングタブでは明るさ(RGBライティング)、ライティングをオフにする条件を設定できます。
明るさ | オフ 0 ~ 100 |
ライティングのオフ | ディスプレイがオフになったとき (分間)アイドル状態の時(1~15分) |


プロファイルタブではプロファイルとしてオーディオ設定やライティングの設定などを保存したりすることができます。
プロファイルをゲームとリンクすることも可能です。


「Razer Synapse3」のCONNECTタブでは「Wallpaper Engine」などとライティングをシンクロさせることなどできる。
「Razer Synapse3」のSTUDIOタブでは様々なライティングやライティングの設定を変更することができる。
- ウェーブ
- オーディオメーター
- スターライト
- スタティック
- スペクトラムサイクリング
- ファイや
- ブリージング
- ホイール
- リアクティブ
- リップル
- 環境認識
初期設定ではスペクトラムサイクリングになっています。
ライティング部分を選択することでライティングの色からライティングウェーブのスピードを設定できます。


VISUALIZERタブでは「CHROMA VISUALIZER」としての設定をすることができます。
視覚化でライティングエフェクトを選択し、明るさを調整。バックグランドではバックグラウンド時のエフェクトを選ぶことができ、ライティングの明るさも調整できる。プロパティでは減衰やスケールのタイミングを調整することができる。
7.1surround sound設定詳細
Razerの公式サイトにて製品のコードを入力することで使用できるようになる「7.1surround sound」。
既定の出力スピーカーを7.1surround soundにし、「7.1surround sound」アプリケーションで『Razer Kraken V3 X』にすることで、『Razer Kraken V3 X』で7.1chバーチャルサラウンドを使用することができます。
Razer Kraken V3 XとRazer BlackShark V2 Xの比較
名称 | Razer Kraken V3 X | Razer BlackShark V2 X |
ドライバー | 40mm(Razer TriForce) | 50mm(Razer TriForce) |
周波数特性 | 12Hz ~ 28kHz | 12Hz ~ 28kHz |
インピーダンス | 32Ω | 32Ω |
感度 | 103 dBSPL/mW,1kHz | 100 dBSPL/mW,1kHz |
マイク | カーディオイドマイク、単一指向性 | カーディオイドマイク、単一指向性 |
ライティング | RAZER CHROMA RGB | なし |
イヤー、ヘッドバンドパッド | レザー合皮製 | メッシュ(メモリーフォームイヤークッション) |
接続 | USB | 3.5mmピン |
重量 | 285g | 240g |
RazerStore価格 | 8,588円 | 7,599円 |
同じRazer TriForceドライバーを搭載した同価格帯の『Razer Kraken V3 X』と『Razer BlackShark V2 X』を比較していきます。
同じRazer TriForceドライバーでもドライバー径が違っており、40mmと50mmといった違いが出ている。ドライバー径は大きい程人間の聞き取りにくい低音域を強く出すことができるようになります。
しかし、ドライバー径だけでは音の良さなどの違いはわからず、チューニングによっても変わるのでここは実際に聞いて確かめてもらいたい。(個人的には変わりないと感じています)
音質で言うと接続がUSBか3.5mmピンという違いもあり、3.5mmピン接続は接続先によって音質は大きく異なる。USB接続はデジタル接続なので安定して音質が良くノイズが入ることもありません。


Razer Kraken V3 Xの使用レビュー
Razer Kraken V3 XをVALORANTとEscape From Tarkovでプレイした感想をお伝えしていきます。
VALORANTで使用した感想


VALORANTで『Razer Kraken V3 X』を使用した感想を書いていきます。
デスマッチやコンペティティブで使用してみたところ、中音域が軽くぼやけているように聞こえた。低音域と高音域は輪郭がハッキリとしていてしっかりと聞き取れました。
なので、足音や銃声、スパイクの設置と解除音などはしっかりと聞き取れました。
キャラクターのボイスなどは少しぼやけていて中音域だけ微妙に感じました。
音の定位は2ch,7.1chどちらもしっかりと音の位置を把握できましたので音の定位はとても良いです。
Escape From Tarkovで使用した感想


Escape From Tarkovで『Razer Kraken V3 X』を使用した感想を書いていきます。
ゲーム内のヘッドセットによって音の聞こえ方が変わってくるが、個人的には全く聞こえないことなどなくサウンドプレイでちゃんと使えるなと思えました。
音の定位もしっかりとしていて、私は7.1chは使用しないで2chのみでやりましたが音の定位はしっかりとしていてどこから敵が来ているのかなどしっかりと把握できました。
マイク音質がかなり良い
マイク音質についてはDISCORDでフレンドに確認してもらったのと、自分自身で録音して聞いてみた。
フレンドからは音質がとても良いということでかなり高評価。
自分自身で確認してみても音質は良いと感じましたが、風防(ポップガード)が付いていないのでバ行やパ行などの音がボフボフと言っているように聞こえそこだけが微妙でした。
Razer Kraken V3 Xのレビューまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回レビューした『Razer Kraken V3 X』は約8,000円台と安くエントリー向けなのでどうかと思っていましたが、エントリー向けとは思えないくらいの音質、音の定位感、外観の質感などどれもとても良く感じました。
実際に使ってみても、中音域に少し違和感を感じるくらいで他は全くストレスも感じることなくプレイできました。
マイク音質はとても良く、ボフボフ音が気になる方はポップガードを追加で購入すると良いと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。








コメント
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これ良さげ