評価:4
どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回はAmazonアウトレットで購入したゲーミングヘッドセット『G933S』をご紹介していきます。
使用する前はでかくてゴツくて微妙なんじゃないかと思っていました。
でも実際に使用してみたら
- 重い分イヤーパッドとヘッドバンドが分厚く心地が良い
- 長時間使用しても疲れにくい
といった様に微妙かと思っていたが全然良いヘッドセットでした。
ではもっと詳しく『G933S』をレビューしていきます。
G933Sの特徴

G933Sの特徴
- 2.4GHz LIGHTSPEEDワイヤレス
- 有線と無線の同時接続可能
- 379gと重めのヘッドセット
- 肉厚のあるイヤーパッドとヘッドバンド
- Dolby バーチャルサラウンド7.1ch
Logicoolの高速ワイヤレス規格を採用したワイヤレスゲーミングヘッドセット『G933s』です。
有線接続と無線接続を合わせて使用することで、同時に音声を聞くことが可能。これによりワイヤレスでゲームをして有線でボイスチャットをすることもできる。
379gとゲーミングヘッドセットの中では重い部類に入る。ワイヤレスゲーミングヘッドセットは300g前後が軽く、350g前後が一般的な重さです。400g手前ともなるとかなりの重さですね。
G933Sの詳細スペック
名称 | Logicool G933S |
ドライバー | Pro-G 50mm |
周波数特性 | 20Hz~20,000Hz |
インピーダンス | 39オーム(パッシブ)、5kオーム(アクティブ) |
感度 | 93 +/-3 dB |
マイク指向性 | 単一指向性 |
マイク周波数特性 | 100Hz~10,000Hz |
バッテリー駆動時間 | ライト無し約12時間、デフォルトライト約8時間 |
ケーブル長 | 充電ケーブル2m、モバイルケーブル1.5m |
重量 | 379g |
保証 | 2年間 |
バッテリー駆動時間がライトが無い状態で12時間、デフォルトライトなら8時間と若干短め。
重量が379gと重いのが若干ネックになってくる。
装着感については以降の実際に使用したレビューでお伝えします。

G933Sの開封と外観レビュー
G933S開封
G933Sの外箱です。Logicoolのいつもの外箱でブラックの背景にブルーの文字ですね。

- ヘッドセット本体
- USBドングルレシーバー
- 充電用ケーブル
- モバイル用ケーブル
- 書類関係
G933Sの外観
ヘッドセット全体を見ていきます。
ヘッドセットの見た感じはちょっとゴツい感じがするかなって感じですね。
それでも全体はシンプルな感じの見た目になっています。
ヘッドセットをアップにしてみていきます。
プラスチックの外装でザラザラとした表面加工と鏡面の表面加工がされている箇所があります。
全体的にザラザラのマットな感じで高級感があり、イヤー部分とヘッドバンドの接続部分が鏡面になってこだわりを感じます。

鏡面は指紋が付くからあまり好きじゃないです・・・。
ヘッドセット側面に格納機能があり右耳側にバッテリー、左耳側にUSBドングルが格納されています。
USBドングルは小さいので失くす可能性があるので持ち運びする方には便利な機能ですね。ただ、バッテリーは交換できるわけではないので右耳側は開かなくても良かったんじゃないかなと思います。



この格納部分の蓋がマグネットで付いているのでカタカタとたまに外れるのが気になる所・・・。
ヘッドバンド部分を見ていきます。
頭頂部分にLogicool Gのロゴの刻印がある。
ヘッドバンドのクッションは肉厚でツルツルとしている。
イヤーパッド部分を見ていきます。
イヤーパッドは肉厚で16mm。結構な厚さでモチモチしている。
イヤーパッド内径は縦75mm x 横50mmと耳がすっぽり入るサイズ。
イヤー部分のグリルは後頭部に向かって傾きが下がっているエルゴノミクスデザインです。
G933Sは高さ調整ができます。かなりの高さまで調整出来て、頭の大きい自分でも最大にしなくても余裕のあるサイズでした。
高さ調整はカタカタと数段階で調整することができます。
ヘッドセットの左民側にあるボタンを見ていきます。
上から電源ボタン自由ボタン3つ、マイクミュート、音量ダイヤルとなっている。
自由ボタンの3つにはソフトウェア「G HUB」で割り当てることができる。


マイクは格納されているタイプ。初めて見ると分からないレベルです。
マイクの先端だけ伸ばすことができるが口元まで持ってくるのはキツイ。


マイクミュートにするとマイク先端が赤いライトが点く。
マイクミュートのライトが薄いのでミュート解除忘れに注意。
G933Sの電源スイッチをオンにするとLEDライティングが点く。
綺麗なライティングで側面のロゴ部分も光ります。
ヘッドセットをマネキンに装着しました。
マネキンに装着すると分かると思いますが、マイクが口元から結構遠い。
イヤーパッドの肉厚がかなり厚い感じも分かると思います!


G933Sのヘッドセット重量を実際に量ってみました。
実際に量ると377gとスペック表示よりも2g低い数値でした。
まぁそれでも重いんですけどね。
G933Sの付属品


付属品をそれぞれ見ていきます。
USBレシーバーは大き目のサイズ。初めはヘッドセット側面の格納する部分に入っていました。
PCなどに接続するとLEDが光ります。
ケーブル2種類を見ていきます。
3.5mmピンは有線接続用のケーブルです。無線接続しながらこの3.5mmピンで無線と有線接続することができます。
MicroUSBケーブルはG933Sの充電用です。


G933Sの書類関係です。
結構ぐちゃぐちゃで入っていました。
クイックスタートガイドが入っているので使用方法が分からない場合はこちらを読んでください。
G933Sソフトウェア「G HUB」


G933Sのソフトウェア「G HUB」を紹介していきます。
G HUBのヘッドフォンタブを見ていきます。
音響タブでは音量から詳細なイコライザー設定ができます。
サラウンドサウンドタブではバーチャルサラウンドの使用とバーチャルサラウンドの残響感や音場の広さを選択できます。


G HUBの割り当てタブでは自由ボタン3つの割り当てを設定できます。
初期設定ではイコライザーサイクル、サラウンドサウンドの切り替え、最大輝度を循環となっています。
G HUBのLIGHTSYNCタブではヘッドセットライティングの設定をすることができます。
- オフ
- 固定
- サイクル
- ブリージング(デフォルト)
- 画面サンプラー
- オーディオビジュアライザー
ライティング効果によって右上のバッテリー残量の残り時間が変化します。


G933Sを実際に使用した感想
実際に使用した感想を装着感、音質、マイク音質、ゲームで使用した感想でお伝えしていきます。
装着感
ファーストインプレッションは重さを感じる着け心地。
頭の大きい私でも最大高さより余裕を持って装着できました。
ヘッドセットが重いことが原因なのか頭頂部が安定せず、装着後に頭を少しでも動かすとヘッドセットが落ちてくる。
私個人的には結構なストレスで長時間使用していて何度も付け直しをして使用しました。
それでも400g近い重量でありながら長く使用しても疲れにくかったのでクッション性の高さが感じ取れます。
- 重いヘッドセットで頭の形状によってはズレ落ちる。
- 重くてもクッションでカバーしている。
音質
音質はフラットなチューニング。
ゲーミングヘッドセットに多いドンシャリの低音高音強めでは無いので、映画や音楽鑑賞でも楽しめる。
バーチャルサラウンドにしても音の傾向は変わらず、フラットで聞き取りやすい。
聞き取りにくいとされる低音もメリハリがありはっきりと聞き取れるのでどんなシチュエーションでも楽しめるヘッドセットです。
マイク音質
マイク音質を聞いていきます。
実際に録音して聴き比べられる様にしました。
G933Sのマイク音質
HyperX QuadCast Sのマイク音質
それぞれ『G933S』のマイク音質とコンデンサーマイクの音質と比べました。
コンデンサーマイクと比べても劣らないレベルのマイク音質でかなりマイクの音質は良いですね!
ゲームで使用した感想
VALORANTとEscape From Tarkovで使用した感想を書いていきます。
VALORANT


バーチャルサラウンドをオンにして使用しました。
バーチャルサラウンドの設定はゲーミングのステレオモードオフで使用。
敵の出す足音などを把握してサウンドプレイは余裕でした。
バーチャルサラウンドの音位置の把握しやすさがとても良く、足音の位置をどの辺りでしたのかまで分かりました。
個人的には音質も良く音の聞き分けはしっきりしており銃声がする中でのディフューズの解除もしっかり聞き取れた。
EscapeFromTarkov


バーチャルサラウンドは使用せずステレオで使用した



EFTは変にバーチャルサラウンドとか使用すると音の位置を掴みにくくなるよ。
何回かレイドに行ったが、足音やグレの音を聞き逃して死ぬことは無かった。
小さい足音の位置は基本的には聞き取れていた。
聞き逃しがあったかはソロでプレイしていたので分かりませんが足音は拾えていました。



EFTでも問題のない高音質!
G933Sのレビューまとめ
G933Sのレビューをまとめていきます。
- ゴツゴツしているようだがシンプルなデザイン
- マイクやUSBが収納式
- 自由に使える3つのボタンは使い方次第
- 377gとかなり重い
- 音質が良くメリハリがあり聞き取りやすい
- チューニングがフラット
- バーチャルサラウンドの音の定位感は抜群
- マイク音質がかなり良い
個人的には重いヘッドセットながらもイヤーパッドなどのクッションでカバーしているのが好印象。
ヘッドバンド部分が滑りやすい所が気になる所だがそれ以外は全くストレスに感じない。
内部面の音質やマイク音質は結構良いのでLogicoolのハイエンドヘッドセットとしてさすがの性能だと思いました。
この性能や利便性の高さで現在の実売価格がAmazonで約13,000円とコスパの高さもおすすめポイントです。










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