評価:4
どうも、ぷちろぐのぷっちー(@putilog)です。
今回はBlack Shark 2を貸していただいたので、レビューしていきます。
普段iPhoneなどのスマホを利用していて、ゲーミングスマホに興味がある方や、ゲーミングスマホとしてどれほどの性能なのかといった点を重点的に伝えていきます。
実際に私は現在iPhone7Plusを使っています。比較としてはスペックが違いすぎますが、どれ程の実力があるのかなど見ていきましょう。
- バッテリーが4,000mAhと大容量
- とにかく高性能なのでヌルヌルサクサク
- 熱対策が内蔵の水冷でしっかりと対応
- 大画面の程好い大きさで持ち運びでもOK
といった上記の特徴があります。
ゲーム用としてかなり良い点が多くありますし、デメリットもしっかりと伝えていきます。
そんな、Black Shark2をレビューしていきます。
Black Shark 2の性能や仕様について
まずは、Black Shark2の簡単な説明からしていくよ。
Black Shark2はシャオミ(xiaomi)出資のメーカー「Black Shark」。
最高峰のハイエンドスペックの「Snapdragon 855」を搭載。
ハイスペックに対応する冷却システムは多層液体冷却システムの液冷3.0「Advanced Liquid Cooling」を搭載。
長時間のプレイにも対応する4,000mAhのバッテリーを搭載。
カラーは3色のカラーバリエーションで豊富な取り揃え。
ディスプレイは高解像度(2,340×1080)の有機ELディスプレイで美麗なグラフィックも美しく表現。
ちなみに、BlackShark2の12GBモデルと6GBモデルがあるが12GBモデルはBlackShark2Proとなり、Snapdragon 855+、液冷3.0+、メモリ12GBで容量が128GBと256GBのモデルがある。
では次に、詳しいスペックを見ていこう。
Black Shark2のスペック(性能)
本体スペックと性能をそれぞれ表にしてまとめました。
Black Shark2の本体スペック
メーカー | BlackShark |
OS | Android9.0 |
CPU | Snapdragon 855 |
GPU | Adreno640GPU |
メモリー(RAM) | 6GB |
保存容量(ROM) | 128GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh(クイックチャージ4.0) |
本体の大きさ(奥行き x 幅 x 高さ) | 8.77mm(凸部 約9.57mm) x 75.01mm x 163.61mm |
ディスプレイ | サイズ6.39インチ、Gorilla Glass 5 |
解像度 | 1080 x 2340(有機ELディスプレイ) |
Black Shark2の性能
ワイヤレス充電(Qi) | なし |
SDカード | SDカード・MicroSDカードスロット非対応 |
SIMカード | NANO+NANO Dual SIMカードスロット |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
テザリング | WIFIテザリング |
対応キャリア | DOCOMO・SOFTBANK対応 AU非対応 |
アマゾン価格(2019.12現在) |
Black Shark2のAntutuスコア
Antutuスコアを表にまとめます。
Antutuスコア | 430515 |
CPUスコア | 134843 |
GPUスコア | 170376 |
MEMスコア | 62346 |
UXスコア | 62950 |
温度変化 | +7℃(30℃) |
Black Shark2はAntutuスコアランキングを見ると15位と上位に入っている。
他のスマホはほとんどハイエンドで価格もかなり高い中、BlackShark2はハイエンドでありながら約5万円台と低価格に抑えられている。
ハイエンドスマホの中ではコスパ最強ですね。
Black Shark2の詳細仕様と機能
Snapdragon855を搭載していて技適はあるのかと疑問にある方もいらっしゃると思います。
Black Shark2は技適ありの安心して使用できるゲーミングスマホです。
技適マークなしは不安で使えないです。
内臓の冷蔵システムは水冷でかなりの冷却効果があり、15度マイナスさせることの出来るほどの優れた冷却システムです。
ハイスペックなスマホには効率の良い冷却システムがないとすぐに熱を持ってしまいますからね。
水冷システムのお陰かバッテリーもかなり持つ印象ですね。
タッチレポートレートが240Hzとかなり高いのでタッチの差が出るゲームではデバイスで差をつけられるだろう。
ゲームをしているのであればタッチの応答速度は重要になってくるね。
フレッシュレートは他のスマホと比較していくと。
iPhone11PRO | 60Hz |
BlackShark2 | 60Hz |
OnePlus 7 Pro | 90Hz |
RazerPhone | 120Hz |
iPad Pro | 120Hz |
他のスマホやゲーミングスマホと比べると見劣りしてしまいますね。
せっかくタッチレポートレートが240Hzあるのに、フレッシュレートが60Hzなのは残念ですね。
分解(TearDown)に興味がある方は動画があったのでそちらを参考にしてみてください。
▼Black Shark2の分解動画
日本の廉価版のblack shark2 japan モデル(TAKUMI JAPANモデル)があるのでそちらがお買い求めやすくなっていますね。
今はLast Buyで11月23日から在庫限りのセールをやってるみたいです。
https://kazuna.co.jp/blackshark2/
BlackShark2の外観
まずは箱から見ていく。真っ黒の箱にBlack Shark2のロゴとシンプルでありながら高級感がある。最近のスマホはケースもかなり高級ですよね。では開けていきます。
箱を開けるとスマホ本体が入ってます。私の場合は貸し出しだから既に保護シールが貼ってあるのではなく、標準で購入時には既に保護シールが貼ってあるみたいですね。
その下に付属品が全て入っている。
- UCB-Cケーブル関連
- ACアダプタ
- イヤホン
- SIMピン
- 保護ケースと書類
では、次にスマホ本体を紹介していきます。
Black Shark2本体
BlackShark2本体を見ていくと、背面とサイドにライト部分が付いているのが特徴的ですね。それと背面が持ちやすいように少しくびれていますね。ボタンは電源ボタン、音量ボタン、SharkKeyだけです。入出力の端子はUSB-CのみでイヤホンジャックやSDカードスロットはありません。
Sharkキーについては後ほど説明していくよ。
スマホ本体はゲーミングスマホということもあり、基本的に緑の光でサイドと背面から発光します。ライティングのパターンは設定から変更することが可能です。常にONにしたりライティングのパターンを変更したり、色を自分の好みに変えることも出来ます。
スマホで光るのはあまりないから、見慣れない人からしたらすごいスマホを持っているなと思われそうですね。
画面はノッチ(切り欠き)はなく、画面四隅はカーブして欠けている。欠けているものを使用したことがない自分は初めは「これでいいのか?」と思いましたが慣れれば何ともないですね。
BlackShark2の重さは209gあります。iPhone11は194gなのでiPhoneよりも重いのですが、バッテリー容量が4,000mAhもあるので仕方がないですよね。
充電やイヤホンの端子はUSB-Cから行います。
充電はUSB-C端子で繋ぎ高速充電可能(クイックチャージ4.0)。Qiには対応していないみたいだが、ゲーミングスマホを使用する人を考えて無駄な機能は省いたのだと考えられますね。
イヤホンは付属のUSB-Cからイヤホンジャックへの変換しての使用するか、Bluetooth接続で接続できるものを使用しましょう。
付属品のほうも紹介していきます。
Black Shark2の付属品
USB-Cケーブル関係
「USB-CからUSB」のケーブルと「USB-Cからイヤホンジャック」への変換ケーブルの2つ。
Black Shark2には接続できる端子がUSB-Cしかないので、充電だけではなくイヤホンもUSB-Cから差す必要があります。
ACアダプター
右上がACアダプターでUSB接続のもの。ACアダプターの最大出力は27W。
ACアダプターの先は内側へ収納できないので出たままになってしまう。持ち運びは他のACアダプターの使用した方が良さそうですね。
イヤホン
左下がイヤホンでイヤホンジャックを必要とする。
イヤホンはiPhoneに付属されているイヤホンに近く、開放型のイヤホンです。
開放型は遮音性が低いですが、カナル型と比べると鼓膜から遠いので音の広がりがありFPSなどで音をしっかりと聞き取れますよ。
ケーブルは細く右側にボリューム調整とボタンとマイクが搭載している。
「+」「-」のボタンで音量の調整と中央のボタンを押すことで音をミュートにしたり、音楽のスキップや一時停止などできます。
マイクのミュート機能はありがたい。
保護ケース
BlackShark2に付属品として付いてくる保護ケースです。ゴムのような柔らかい素材で出来ています。
保護ケースを付けてもロゴのライティングがしっかりと出るようになっています。
書類関係
書類関係には保証書、安全のしおり、クイックスタートガイド、ロゴシールがあります。
クイックスタートガイドを読めば使用方法はすぐにわかるのでしっかり読みましょう。
Black Shark2の設定と使い方
初期設定
初期設定は簡単で最初にWifiの設定をしたら、後はAndroid端末を他にも持っているのであればGoogleアカウントから引き継げる。
データ登録をしたら次にPinコードなどのセキュリティ設定(後から設定することも出来る)をするだけです。
タスクキル
タスクキルはAndroid9.0ではホームボタンから上にスワイプすると現在アクティブなアプリが表示されますので、タスクキルするアプリを上にスワイプすると終了することが出来る。
デュアルアプリ設定
デュアルアプリはタスクキルと同じくホームボタンを上にスワイプ後、起動しているアプリのアイコンをタップするとメニューが表示されるので画面分割を選択する。
その後もう一つ分割で表示したいアプリを表示することで分割表示をすることができる。
ゲーム画面の外部出力設定
BlackShark2専用のHDMIケーブルを使用することで大画面のディスプレイに出力することも可能だ。
スクリーンショットとスクリーンレコーダー設定
スクリーンショットは電源ボタン+音量マイナスボタンで撮れます。電源ボタン長押しをしてメニューからスクリーンショットを撮ることもできます。
スクリーンレコーダーは画面上を上から下にスワイプしたメニューの中にあるのでタップをするとレコードのON、OFFスイッチがでる。
スイッチをタップすると録画が開始され、再度スイッチをタップすると録画終了です。
指紋認証と顔認証設定
認証によるロック解除はパターンロック解除を設定する必要があります。
指紋認証は複数回押すときのパターンで登録することで認証登録されます。指紋認証可能な指を増やすこともできますので、よくロック解除に使う指は左右で登録しておきましょう。
顔認証は簡単でカメラで枠内に顔を入れて認証させます。私の場合はマスクをしていてもロック解除できました。少し画面と顔を離れさせるのが認証のコツです。認証からロック解除はとてもスムーズにできますので慣れればとても楽に解除できます。
BlackShark2のレビュー
Gamer StudioやSharkモードがすごい
専用アプリのような「Gamer Studio」があります。「Gamer Studio」はゲーム画面で斜め端から内側へスワイプすると様々な通知設定や現在のCPUの状況やFPS値を表示することが出来る。
CPU負荷の状態やメモリーの負荷の状態も確認することが出来る。
SharkKeyで「Sharkモード」にすることでSHARK SPACEへ移行する。
Sharkモード中はホームボタンを押すとホーム画面ではなく、SHARK SPACEへ移る。
SHARK SPACEの右上の四角のアイコンからゲームを追加することが出来る。
右上の「+」マークをタップすると現在インストールされているアプリケーションが表示される。
追加したいアプリケーションを選択して完了をすることでSHARK SPACEにゲームが追加される。
CODモバイルをプレイしてみた
CODモバイル(CALL OF DUTY MOBILE)は3Dアクションゲームです。戦いはシンプルだがスピーディーなバトルでお互いにプレイヤー同士で撃ちあうことが多いので、スマホのスペックがとても重要になってくる。スマホのスペックが低いとリプレイを見たときに先に攻撃していたと思っていたが敵のほうが先に攻撃をしているなんてこともあります。
敵がプレイヤーなことは多くありましたが、撃ち負けることはあっても理不尽な負けなどは感じることもありませんでした。ほとんど60FPSで安定した戦いを続けられたのでスペック不足を感じることは一切ありませんでした。
バッテリーの温度は1時間ほどプレイしていると上がってきたなと感じ、何分か休憩などで放置していると暖かくなっていた本体もしっかり冷却されていました。
PUBGモバイルをプレイしてみた
PUBGモバイルは3Dアクションサバイバルゲームです。主にサバイバルゲームで100人の中で1位を目指して戦うゲームです。TDM(チームデスマッチ)もあり撃ちあいも多いゲームです。サバイバルではグラフィックの処理に高いスペックを要するのでGPU性能の高いスマホを持っていると有利にもなる。
PUBGモバイルでTDMモードをプレイしてみました。操作にあまり慣れていないのでぎこちない動きですが撃ちあい時などでカクツクこともなく常に60FPSでスムーズにプレイできました。2戦目辺りから発熱してきているのを感じたので10分くらいで温度が上がった体感です。
これで負けたらスマホのせいにはできないですね(笑)
ミリシタをプレイしてみた
ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ)は音楽ゲームです。大勢のキャラクターの3D映像でのLIVEはかなりのグラフィック処理を必要とするので実際にプレイしてみた。
今回はミリシタを3D高画質でプレイした。
FPSは60で常に安定していたが、バッテリー温度は始める前から1ゲーム終えた後には1~2℃程上がる。プレイしていてカクツクような不満など一切なかったが、大人数のライブは試せていないのでどうなるか気になるところですね。
カメラ撮影の比較(Black Shark2とiPhone7Plus)
普段使いしているiPhone7PlusとBlackShark2で比較をしてみました。
左がBlackShark2で右がiPhone7Plus。画像をクリックすると大きい画像が開くので詳しくはクリックして見てね。
BlackShark2 | iPhone7Plus |
BlackShark2の方が暗いところに強く、発光を抑えて輪郭から全体をしっかり写しているように感じます。
接写はBlackShark2の方がよりリアルに近いが、色味については僕はiPhoneの方が好みですね。
普段使いで使用してみた感想
本体が片手で操作するには結構な大きさになりますので、バンカーリングは必須ですね。
Androidの仕様なのだと思いますが、ブラウザ操作などではiPhoneは画面左端からスワイプすると戻るのに対してBlackShark2は左下の戻るボタンなのでとても押しにくい。
YOUTUBEなどの動画で10秒スキップが無い?のかシークバーでスキップするのがとても面倒だったし動画の設定を何度も開いてしまったりと誤操作が多かった。
ゲーム中に通話やラインが入ってこないように出来るのは良いが普段使いももっと使いやすく出来る点は多いと思います。
BlackShark2口コミや評価、評判はどう?
Amazon評価レビューより引用しております。
今までiPhoneでしたが、2年契約も終わったのでこの度ブラックシャークに変えてみました。
結論から言うと大変満足です。想像以上に良い端末でした。
用途は主に第五人格ですが、まず画面操作の反応スピードが物凄く早いです。iPhoneでも十分に早いと思っていましたが、体感3倍くらい早く感じます。思った操作が一切の遅延なくキャラクターに伝わる感じです。今まででは絶対間に合わないようなところも、間一髪で攻撃回避できるようになりました。またハンター側では攻撃を当てるのが楽になりました。
確実に勝率が上がります。
さらに専用のコントローラーを購入すれば操作がより柔軟になる上に、誤タップも減らせるのが良いですね。スマフォゲーって誤タップや反応しないってことが多々あるので、そういったどうしようもないミスを減らせるのが大変すばらしく思います。
一応iPhoneなどでもコントローラー使えますが、第五人格でコントローラ使おうとすると特殊環境になってしまうので強いPC勢とマッチングするようになっちゃうんですよね。
その点ブラックシャークでのコントローラーは、スマフォマッチングのままなので圧倒的に有利です。他のプレイヤーは基本スマフォマッチングでコントローラー使えないはずなので。
その他にも素晴らしい点が多すぎます。どこから話せばいいでしょうか。笑
全ての通知をオフにする機能というのもあって、それを使えば通話からLINEまで全部シャットアウトモードになります。ゲームしてる最中に電話かかってきたり、通知凄かったりすると気が散るのでこれも素晴らしいですね。
あと音も大変満足しました。しっかり厚みがあり立体的な音楽を聞かせてくれます。画質なども満足です。文句つけるところがありません。とにかくストレスが一切感じない端末です。
ゲームとはあんまり関係ないと思いますが、カメラも普通に今まで使っていたiPhone8以上には綺麗に感じるので満足です。
点数つけるとしたら100点です。こんなに満足した上にゲームすることがより楽しみになった端末は初めてでした。控え目に言っても最高です。
かなり良い評価ですね。スマホ相手にコントローラーが使えてしまうのは控えめにいってもヤバイ・・・。
ドコモ系 SIM で 4G 表記されている場合にほぼぼ通信できない
この事実を、
検索して知ったのは、購入後でした。
確かに繋がりません。。
購入前確認した方が良いです。
購入前にご自身のSIMカードがご利用可能かどうか確認してから購入しましょう。
BlackShark2の総評まとめ
とにかくコスパ最強!
と感じましたね。ハイエンドスマホで5万円台と低価格。普段使用でも不便な点はなく全く問題ない。
最近のiPhone11Proやファーウェイのスマホと比べると暗所や夜景には弱いですね。
カメラなんかそんなに気にしなかったり、ゲームメインで出来れば良いっていう人にはとてもおすすめです。
コメント