どうも、ぷっちー(@putilog)です。
今回は銀軸のゲーミングキーボードを紹介として【銀軸の特徴】と【銀軸でおすすめのゲーミングキーボード4選】を紹介していきます。
色々なキースイッチ(軸)がある中でのストンと落ちる入力感で心地の良い「銀軸」。
キー入力が速く、ゲームで使用するのにおすすめのキースイッチです。
様々なキースイッチがある中での銀軸を紹介していきますので、銀軸の特徴の解説から、銀軸でおすすめのゲーミングキーボードを紹介していきます。
銀軸の特徴について
大きな特徴としてはスピード軸とも呼ばれる銀軸でキー入力の応答速度が速い。
入力感はスッと押し込む形なので、赤軸の入力感と同じ。
軸によって大きく違ってきますので、他の軸との比較も見ていきます。
メカニカルスイッチごとの違い
メカニカルキーボードのキースイッチは大きく分けると3種類になっています。
- クリッキー
- 「カチッ」という入力感の後に入力される確かな入力感。
- リニア
- 「スッ」と落ちる入力感。キー入力が滑らか。
- タクタイル
- クリッキーとリニアの間で「カチッ」という入力感があり入力される。
どういった違いがあるのかはGIF画像を見ると分かり易いです。
この様にとても分かり易く入力感が違っています。
今回紹介する銀軸はリニアタイプになります。
クリッキータイプと比べてリニアタイプはストンと落ちるのでクリック感はありません。クリック感が無い分音がクリッキーより比較的静かなタイプ音です。
銀軸の名称はCherry MXだと「Speed Switch」とキーのスイッチが入るまでが速いスイッチとなっています。
他のキースイッチとの違いもそれぞれ見ていくと
キースイッチの名称 | 青軸 | 茶軸 | 赤軸 | 銀軸 |
作動点(アクチュエーションポイント) | 2.2mm | 2mm | 2mm | 1.2mm |
キーストローク | 4mm | 4mm | 4mm | 3.4mm |
押下圧 | 60g | 55g | 45g | 45g |
メカニカルスイッチごとの違いを見てもらうと分かる通り、銀軸は作動点(アクチュエーションポイント)がどの軸と比べても早いことが分かります。
特にロープロファイル(低背)になると作動点(アクチュエーションポイント)が1.0mmとかなりの反応速度の速さです。
わずかの差のように感じる方もいると思いまわすが、キー入力における数ミリの違いは大きく変わってきます。
≫他の軸をもっと詳しく知りたい方はメカニカルキーボードの軸ごとの特徴ついて解説【9種類比較】にて詳しく紹介しております。
こういったように少し押し込むだけで反応するのが「銀軸」なのでゲーマー向きの性能となっています。
ただこれにもデメリットがあり、指をキーに乗せただけで反応してしまうということもあります。
キースイッチもメーカーによってそれぞれ押下圧が違ってきます。重い押下圧だとキーの押し込みに押下圧分入力しなければいけないが、軽すぎる押下圧だと指を乗せただけでも反応してしまうなんてこともあります。
簡単にキーが反応してしまうということはミスタイプにも繋がるということなので「銀軸」を選ぶ際はキー入力の押下圧なども観ていく必要がありますね。
銀軸のメリットは応答速度の速さ
銀軸(スピードスイッチ)はゲームに適した軸になっています。
ゲームでキャラクターを動かす際にキー入力で移動をするが、思ったキー入力を早い応答速度で反応してくれるので大きなメリットとなる。
キーの入力が浅い段階で反応するので、キー連打にも適しており、ゲームで連打するようなときにもしっかりと早い応答速度で連打ができます。
ただ、応答速度が速いので文字入力の際のタイピングなどは反応する高さまでの入力を速めればタイピングが早くなります。
ただし、キー荷重が軽く指を置いてすぐに反応してしまうことによるミスタッチもあるのでキーボードによってはデメリットになる部分もあります。
タイピングが速くなるといっても指を運ぶ速度が速くなるわけでは無いので、タイピングの仕方が変わって早くなったりするってことだね。
銀軸でおすすめのゲーミングキーボード4選
今回紹介するおすすめの銀軸ゲーミングキーボード
今回は上記のゲーミングキーボードを紹介していきます。
銀軸の特徴でもある浅い作動点で応答速度の速いゲーミングキーボードも紹介していきます。
1.Corsair K65 Rapidfire
名称 | Corsair k65 RGB Rapidfire |
接続 | 有線 |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | テンキーレスサイズ |
軸(キースイッチ) | 銀軸(スピードスイッチ) |
Nキーロールオーバー | Nキーロールオーバー |
ライティング | RGBライティング |
『Corsair K65 Rapidfire』はテンキーレスサイズで「Cherry MX Speed RGB」スイッチを採用しています。
ステップスカルプチャー構造を採用しており、打鍵しやすい人間工学に基づいた形状になっています。
付属品にパームレストやラバーキーキャップが付いてきます。ラバーキーキャップは滑り止めだけでなく起伏があり誤入力をしにくい構造になっています。
スイッチ | Cherry MX Speed RGB |
キーストローク | 3.4mm |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.2mm |
押下圧 | 45g |
一般的なキーに銀軸が採用されたモデルになります。
「Cherry MX Speed RGB」スイッチを採用しており、アクチュエーションポイントが1.2mmと浅く、押下圧は45gと一般的な重さになっています。
押したときの感覚は「スコッ」と落ちる感覚になっています。
パームレストやラバーキーキャップが付いていて、ゲーム用のキーボードとしておすすめです!
▽『Corsair K65 RAPIDFIRE』の詳細のレビューはこちらを参考にどうぞ。
2.Filco Majestouch Stingray
名称 | Filco Majestouch Stingray |
接続 | 有線 |
配列 | 日本語配列/英語配列 |
サイズ | 108フルサイズ/91テンキーレス |
軸(キースイッチ) | LowProfile銀軸 |
Nキーロールオーバー | Nキーロールオーバー |
ライティング | なし |
『Filco Majestouch Stingray』はRGBライティングの無い一般的なキーボードです。
英語配列や日本語配列、印字の位置、フルサイズとテンキーレスサイズなどを選ぶことができます。
Cherry MX Low Profile Speed | Filco Majestouch Stingray |
キーストローク | 3.2mm |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.0mm |
押下圧 | 45g |
LowProfileの銀軸を採用しており、銀軸の中では最も浅い1.0mmのアクチュエーションポイントになっています。
押下圧が45gだが、ロープロファイルなので押した感覚は重めの感覚になっています。感覚としては「クッ」とキーが入る感覚です。
ライティングが無く、日常的に使用するのもありですね!
銀軸はFicoの公式オンラインショップ限定で販売しています。
▽『Filco Majestouch Stingray』の詳しいレビューはこちらを参考にどうぞ。
3.Ducky One 2 Mini
名称 | Ducky One 2 Mini |
接続 | 有線 |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | 60%サイズ |
軸(キースイッチ) | Cherry MX Speed Switch |
Nキーロールオーバー | Nキーロールオーバー |
ライティング | RGBライティング |
『Ducky One 2 Mini』は60%サイズのゲーミングキーボードです。
60%サイズということで、テンキーレスよりもコンパクトになり、ゲーム用として特化したキーボードになります。
小型化によりマウスの可動域アップだね。
小型化されてもキーボードだけでマクロ機能なども使用可能なので利便性能も高いゲーミングキーボードです。
ではキースイッチを見ていきます。
スイッチ | Cherry MX Speed |
キーストローク | 3.4mm |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.2mm |
押下圧 | 45g |
キースイッチは「Cherry MX」製です。
作動点が1.2mmと浅く一般的な銀軸のゲーミングキーボードですね。これくらいの作動点の方が浅すぎずにちょうどいいと言う方も多いと思います。
60%サイズなので完全にゲーム用で、タイピングなどで使用してもいいが、作業用として使用するとファンクションキーが無かったり、PrintScreenキーが無かったり不便な点はいくつかあったりするので注意。
▽『Ducky One 2 Mini』の詳しいレビューは下記リンクを参考にどうぞ。
4.SteelSeries Apex PRO
名称 | SteelSeries Apex Pro TKL |
接続 | 有線 |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | フルサイズ/テンキーレス |
軸(キースイッチ) | OmniPointスイッチ |
Nキーロールオーバー | Nキーロールオーバー |
ライティング | RGBライティング |
『SteelSeries Apex PRO』はフルサイズとテンキーレスサイズがあり、「OmniPointスイッチ」を採用したゲーミングキーボード。
付属品にパームレストが付いてくる。
磁器ホールセンサーを使用しており、約1億回と高いキーの耐久性を持っています。
銀軸ではなく、アクチュエーションポイントがとても浅い為『SteelSeries Apex PRO』を紹介します。
OmniPointスイッチ | SteelSeries Apex PRO |
キーストローク | 3.6mm |
作動点(アクチュエーションポイント) | 0.4~3.6mm |
押下圧 | 45g |
「OmniPointスイッチ」は調整できるアクチュエーションポイントで0.4mm~3.6mmに調整ができます。0.4mmというかなり浅いアクチュエーションポイントはキーボードの中ではトップレベルの作動点となっています。
キーを押したときの感覚は「カコ」と入る感覚になっています。
▽『SteelSeries Apex Pro』の詳しいレビューはこちらを参考にどうぞ。
5.Razer Huntsman Tournament Edition
名称 | Razer Huntsman Tournament Edition |
接続 | 有線 |
配列 | 日本語配列/英語配列 |
サイズ | テンキーレス |
軸(キースイッチ) | Liner Opticalスイッチ |
Nキーロールオーバー | Nキーロールオーバー |
ライティング | RGBライティング |
『SteelSeries Apex Pro』と同じく光学スイッチのキーボードですが、銀軸と同じ趣旨の為紹介します。
約1万円というエントリー向けでかなりコスパの高いモデルだと思います。
ではキースイッチの性能を見ていきます。
スイッチ | Liner Opticalスイッチ |
キーストローク | 3.5mm |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.0mm |
押下圧 | 40g |
キースイッチは「Liner Opticalスイッチ」といって光学式のスイッチを採用している。
作動点は1.0mmとキースイッチの中ではとても浅い。
押下圧が40gと軽い為、スラスラと軽いキータッチで入力できる。しかし、軽い分ミスタッチが少し触れたくらいでも入力してしまうといったデメリットもあるので注意。
光学式なので入力感は「スコスコ」と入力していく感覚でスムーズに入力できます。押下圧が40gと軽い為、長時間入力しても疲れにくいというメリットもあります。
▽『Razer Huntsman TournamentEdition』の詳しいレビューは下記リンクを参考にどうぞ。
銀軸でおすすめのゲーミングキーボードまとめ
銀軸についてのまとめ
- 作動点(アクチュエーションポイント)が浅い
- ゲームに適したキースイッチ
- キー入力音は静音
- 浅い作動点だと光学スイッチもあり
銀軸にはこのような特徴があり、ゲーム用のキーボードを購入するなら一番おすすめのキースイッチです。
普段使いでも静音なので使い勝手が良いですね!
今回紹介した銀軸ゲーミングキーボード
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