どうも、ぷっちー(@putilog)です。
今回はゲーミングキーボードを10台以上買い漁っている筆者が、赤軸でおすすめのゲーミングキーボードを紹介していきます。

赤軸は「スコスコ」といった入力感で比較的静かなキースイッチです。
他の軸と比べても買って失敗しないキースイッチとして人気で、初めてゲーミングキーボードを買う人にもおすすめです。
この記事で紹介する内容
- 赤軸の特徴
- 赤軸の違い
- 赤軸から派生した軸について
- 赤軸でおすすめのゲーミングキーボードの紹介
といった内容になっております。
赤軸でおすすめのゲーミングキーボードを探している方の中では、軸の中では比較的静かな軸ということで選んでいる方が多いと思います。しかし赤軸から派生した軸などもありますのでそちらも参考にしていただければと思います。
では、赤軸がどういった軸なのかと赤軸のおすすめゲーミングキーボードを紹介していきます。
赤軸の特徴について

赤軸はリニアキースイッチとも呼ばれ、スイッチ感の無いキースイッチです。
他の軸は主に青軸(クリッキー)、茶軸(タクタイル)といった軸がありどちらもクリック感があります。
他の軸と比べてもスイッチ感が無く迷ったら赤軸を選んだほうが無難です。

タクタイル感のある軸は環境によってはスイッチ音がうるさく使えない可能性もありますからね。
赤軸のゲーミングキーボードを選ぶ上で必要なこと
- メーカーごとの赤軸の違い
- 赤軸から派生した軸について
- 赤軸を選ぶメリット
- 赤軸のデメリット
について詳しく解説していきます。
メーカーごとの赤軸の違いについて
名称 | Cherry MX Red | Kailh Red | HyperX Red | Romer-G Red | Cherry MX LowProfile |
作動点 | 2mm | 1.9±0.5mm | 1.8mm | 1.5mm | 1.2mm |
キーストローク | 4mm | 4.0mm | 3.8mm | 3.2mm | 3.2mm |
押下圧 | 45g | 50±10g | 45g | 45g | 45g |
耐久性 | 5,000万回 | 7,000万回 | 8,000万回 | 7,000万回 | 5,000万回 |
この様に赤軸といっても様々なメーカーから出ており、ゲーミングメーカー独自の赤軸もあり色々と違いがあります。
違いといっても押下圧が少しの違いがあり、耐久性に違いがあります。
赤軸から派生した軸について
赤軸の派生軸が多く静かなキースイッチというだけで赤軸を選ぶ方であれば他にも選択肢がありますので紹介していきます。
ピンク軸 | 赤軸を静音にした軸。 赤軸よりも静音の分重い押し心地。 より静かな軸を使用したい方向け。 |
黒軸 | 赤軸の押下圧を重くした軸。 誤入力を起こしにくい。 タイピング重視の方向け。 |
銀軸 | 赤軸よりも作動点が浅い軸。 スピード軸とも言います。 早い応答速度でゲーム用として使用したい方向け。 |
赤軸から派生した軸は赤軸と似たような軸でありながらそれぞれ特徴があります。
特徴によっては赤軸よりも向いている軸だと感じたらそちらを使用することをおすすめします。
赤軸を選ぶメリット:静かで滑らかな入力感
赤軸のメリットは静かで滑らかな入力感です。
赤軸が青軸や茶軸と比べると静かでキー入力時の音は「スコスコ」と軽い音です。しかし底打ちをした時の金属音は「カン」と高い音なのでキー入力の仕方によっては音の大きさが変わります。
赤軸がスイッチ感の無い入力キースイッチなので滑らかな入力感となっています。
滑らかな入力感はスイッチ感が無い分軽い訳ではなく、底に行くほどバネ圧を感じ重くなる入力感になっています。
赤軸のデメリット:慣れるまでは誤入力を起こしやすい
赤軸のデメリットを上げるとしたら、慣れるまでは誤入力を起こしやすいという点です。
赤軸のキーを押し、作動するポイントまで押し切らないとキー入力されず、キー入力はフィードバックを感じないことから誤入力を起こしやすい。
青軸や茶軸であればタクタイル感のあるフィードバックでキー入力をしたときに「カチッ」と入力感があるので誤入力をすることがほとんどないです。
赤軸でおすすめのゲーミングキーボード
赤軸でおすすめのゲーミングキーボード
どれもおすすめの赤軸ゲーミングキーボードなのでおすすめですので是非参考にしてください。
HyperX Alloy Origins Core RGB


『HyperX Alloy Origins Core RGB』は一般的なキーボードよりもキーの背が低く入力のしやすいゲーミングキーボード。
61%サイズ、テンキーレスサイズ、フルサイズから選択できます。
軸(キースイッチ) | HyperX Redスイッチ |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.8mm |
キーストローク | 3.8mm |
押下圧 | 45g |
個人的におすすめNo.1の赤軸ゲーミングキーボードです。
カタカタといった入力感に一般的なキーよりも低くスラスラと入力できるキーになっている。
キースイッチが「HyperX」独自のキースイッチで押下圧が軽くスラスラと打てる感覚がとても気持ちが良いです。
今回紹介したキーボードの中でも一番軽くてスラスラ打てるキーボードだと思います。
詳しい外観と使用感のレビューはこちらを参考にどうぞ。




Filco Majestouch Stingray


『Filco Majestouch Stingray』は薄型でRGBライティングの無いシンプルなキーボードです。
選択肢として英語配列と日本語配列、印字の位置やフルサイズ、テンキーレスサイズから選ぶことができます。
軸(キースイッチ) | Cherry MX LowProfile Red |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.2mm |
キーストローク | 3.2mm |
押下圧 | 45g |
Cherry MXLowProfileRedキースイッチを採用していて、薄型のキーボードです。
打ち心地は赤軸の「スコスコ」感だが、一般的なキーと違い薄い為、入力した時にバネ圧を感じるので押下圧が45gだが重く感じる。
軽すぎないことでキートップに指を置いた状態でもキーが意図しない入力をすることが無いので、誤入力などもなくキー入力をすることができます。
作動点(アクチュエーションポイント)が浅く1.2mmとスピード軸(銀軸)と同じ作動点(アクチュエーションポイント)のレベルです。
キーが浅く連打のしやすさや、作動点の浅さからゲーム用や文字打ち用としておすすめの赤軸キーボードです。
>>詳しいレビューはFilco Majestouch Stingrayレビュー:低背赤軸で文字打ちとゲームどちらも最高!で紹介しています。




ROCCAT Vulcan TKL


『ROCCAT Vulcan TKL』はテンキーレスサイズでキーが薄型の設計になっています。
フルサイズやテンキーレスサイズ、英語配列や日本語配列から選ぶことができます。
軸(キースイッチ) | Titan Switch Liner |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.4mm |
キーストローク | 3.6mm |
押下圧 | 45g |
キースイッチはROCCAT独自のリニアスイッチ「Titan Switch Liner」です。
キーの入力音も静かで赤軸の中でも静音のキースイッチです。
作動点(アクチュエーションポイント)は1.4mmで銀軸(スピードスイッチ)1.2mmに近い作動点(アクチュエーションポイント)の浅さです。
入力感は赤軸なので入力がドンドンと重くなっていきます。
キーボードの形状が真っ平らでステップスカルプチャー構造ではありません。
キーボード本体にメディアコントロールが付いており、音量調整やミュートにすることができる。
キートップのみにキーキャップが付いており、RGBライティングがとても派手に光ります。
ソフトウェアにてキーやマクロの設定、ライティング設定をすることができます。
英語配列の『ROCCAT VULCAN TKL PRO』になるとキースイッチが光学スイッチになります。
『ROCCAT VULCAN TKL PRO』の詳細はROCCAT VULCAN TKL PRO レビュー:薄型で軽いキータッチの次世代ゲーミングキーボードで詳しくレビューしています。


Logicool G913 TKL


『Logicool G913 TKL』はテンキーレスサイズで薄型、ワイヤレスのキーボードです。
フルサイズになると『Logicool G913』で有線のフルサイズになると『Logicool G813』になります。
ワイヤレス接続ができ、USBドングルによる2.4Ghz接続とBluetooth接続ができ、複数台接続をすることもできます。
軸(キースイッチ) | Romer-GL Red |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.5mm |
キーストローク | 2.7mm |
押下圧 | 50g |
キースイッチがLogicool独自の「Romer-GL Red」です。
キースイッチがロープロファイルを採用しており、連打をしやすくキー入力が重いといった特徴がある。
ロープロファイルなので作動点(アクチュエーションポイント)も浅くゲームに適した浅さになっています。
重めのキー入力なのでキーに指を置いてもキーが反応することもなく、タイピングをしてもタイピングミスをすることが少ないです。
文字入力とゲームどちらにも適しており、ゲーマーや文字入力を多くする方にもおすすめのゲーミングキーボードです。
>>詳しいレビューはLogicool G913 TKLレビュー:人気の薄型ゲーミングキーボードを実際に使用してみたで紹介しています。




Ducky One 2 Mini


英語配列で60%サイズのゲーミングキーボード『Ducky One 2 Mini』。
テンキーレスモデルよりも小さく、ファンクションキーやINSキーなどが削られて非常にコンパクトになったゲーミングキーボード。
コンパクトでありながらマクロ機能などの利便性もあり色々な使用方法でも使えます。
キースイッチは「Cherry MX」の赤軸(Red)です。
一般的なキーストロークや作動点で使っていて違和感のないレベルのキー入力で「スコスコ」と入力できます。
押下圧も45gと一般的でキー入力も軽すぎることもなく、誤入力なども無く至って普通に使用できる。
よりコンパクトなキーボードでマウスの可動域を広げたい方におすすめのゲーミングキーボード『Ducky One 2 Mini』です。
▽『Ducky One 2 Mini』の詳しいレビューは下記リンクを参考にどうぞ。


Razer Huntsman TournamentEdition


テンキーレスサイズで日本語配列の『Razer Huntsman TournamentEdition』
60%サイズのモデルもあるが今回はテンキーレスサイズを紹介。
ではキースイッチを見ていきます。
軸(キースイッチ) | Liner Opticalスイッチ |
作動点(アクチュエーションポイント) | 1.0mm |
キーストローク | 3.5mm |
押下圧 | 40g |
赤軸ではないが同じリニア軸として「Liner Opticalスイッチ」のゲーミングキーボード『Razer Huntsman TournamentEdition』を紹介。
光学式のスイッチだが、赤軸同様の押し心地で「スコスコ」といった入力感です。押下圧が40gと軽く押し心地もとても軽く感じられる。
赤軸とは違って作動点がとても浅く1.0mmなので速い応答速度を求める方におすすめです。
軽い押下圧と浅い作動点でスラスラと入力する作業から、ゲームでの使用まで幅広く使えるゲーミングキーボード『Razer Huntsman TournamentEdition』です。
▽『Razer Huntsman TournamentEdition』の詳しいレビューは下記リンクを参考にどうぞ。


赤軸でおすすめのゲーミングキーボードまとめ
赤軸についてのまとめ
- スコスコといった入力感
- 入力していくとドンドン重めになっていく
- 入力音は静か目
- 作動点や静音モデル、押下圧の違いで赤軸の派生が多い
赤軸にはこの様な特徴があり、赤軸の派生の軸もあり使いやすさを求めて赤軸以外を使用するのもおすすめです。
今回紹介した赤軸ゲーミングキーボード
でした。
どれもおすすめの赤軸ゲーミングキーボードなので是非使ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!






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