ゲーミングマウスで設定できるマウスのDPIが何なのかを解説していきます。
先にゲーミングマウスのDPIについて簡単に伝えると、DPIの数値でマウスを操作した時のカーソルの移動速度を設定できます。数値を高くすることで速度は上がり、低いと速度は下がります。
この記事では以下のことを詳しく解説していきます。
・DPIとセンシの違いについて
・DPIとセンシによる不具合について
ゲーミングマウスのDPIとは
まずDPIはDots Per Inchの略で、ドット密度の単位です。wikipedia参照
ゲーミングマウスでいうDPIとはマウスの移動距離になります。
詳しくいうと、マウスを移動した時の1インチあたりの移動距離となります。
なのでDPIが高いほどマウスポインターの移動距離が大きくなります。
要するにDPIを800にするとマウスを1インチ移動した時に800ドット分動くということです。
え?じゃあセンシとDPIって一緒なの?
一緒の様で中身が違ってきます。知っておいた方が得なので詳しく解説していきます。
DPIとセンシとの違いは?
よくFPSゲーマーなどの間でハイセンシやローセンシといった表現で話をされていることがあります。
センシはマウスの感度でマウスを動かした時に動く範囲の感度を指します。
なので、ハイセンシの場合は感度が高くマウスを動かした時に大きく動き、ローセンシの場合は感度が低く動かした時の動きが小さいです。
そこで、DPIとセンシは同じ様な意味を表していることがわかります。
ですが、低DPIでハイセンシと高DPIでローセンシでは全く違ってきます。
まず低DPIでハイセンシにした場合、マウスのセンサーで読み取るドット数が少なく、マウスを動かした情報を読取る量が少なくなります。
こういったことから低DPIでハイセンシにした場合ネガティブアクセルやマウス飛びといった不具合が起こる可能性があります。
要は読み取る量が少ないのに移動量が多いと処理しきれないよということです。
なので低DPIのハイセンシではなく、高DPIのローセンシにしましょう。
ネガティブアクセルとは?
ネガティブアクセルが起きるとマウスの動きに対してマウスカーソル等の移動量が少なくなること。
マウスからPCに送るデータ量が多すぎて正確にPCに移動量を送れないことですが、古いマウスにはあったみたいです。
今のマウスであれば低DPIであってもネガティブアクセルが起こることはないと思います。
マウス飛びとは?
マウス飛びはマウスの動きに対してマウスカーソル等の移動量が大きくなることで、意図しない箇所にマウスカーソル等が動くことがあります。
ゲーミングマウスに限らずハイセンシにした場合や大きく移動した時にマウス飛びは起きる可能性があります。
高DPIが良いとは限らない?
ゲーミングマウスのDPIの違いによる変化を調べていると検証しているサイトがありましたので紹介します。
こちらのサイトではLogicoolのG300sとG703(無線)マウスを検証で使ってます。
検証結果としてDPIは低い方がズレが小さく1600DPIよ800DPIの方がズレが小さいという結果が出たみたいです。
それとセンサはやはり新しいG703の方が良いく、ポーリングレートについては500Hzと1,000Hzでは違いがはっきりと分かる程の違いはなかったみたいですね。
G300sは安くて多ボタン搭載でメリットが多いですけどセンサを考慮すると新しいマウスの方が良いですね
まとめ
DPIはマウスの移動距離ということで理解していただけたと思います。
DPIとセンシの違いはゲーマーでゲーミングマウスを使用していても知らない方は多いのではないでしょうか。
マウスの設定をする時の参考にしていただければ幸いです。
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