評価:3.5
どうも、ぷちろぐのぷっちーです。
今回はLogioolの『G633S』が気になり購入したのでレビューしていきます。
以前レビューした『G933S』の有線モデルで、前作の『G633』のマイナーチェンジモデルとなっています。
それでは『G633S』をレビューしていきます。
G633Sの特徴
G633Sの主な特徴をお伝えします。
- 高級感がありごつい見た目
- 進化したPro-G50mmドライバーとマイクサイズ
- メッシュタイプの蒸れにくいイヤーパッド
- 自由にカスタマイズできる3つのGボタン
利便性やライティングなどでかっこよさもあるが、重量がネックになってくるヘッドセット。
特徴を見てわかる通り性能はドライバー径も50mmと大型で音質が良い。
G633Sのスペック
名称 | Logicool G633S |
ドライバー | Pro-G 50mm |
周波数特性 | 20Hz~20,000Hz |
インピーダンス | 39オーム(パッシブ)、5kオーム(アクティブ) |
感度 | 93 dB SPL/mW |
マイク指向性 | 単一指向性 |
マイクサイズ | 6mm |
マイク周波数特性 | 100Hz~10,000Hz |
バーチャルサラウンド | DTS HEADPHONE:X2.0 |
重量 | 344g |
保証 | 2年間 |
Pro-G 50mmドライバーを搭載。G633の40mmから50mmへと大幅にアップデートされている。
マイクサイズも4mmから6mmとアップデートされています。
G633Sの開封と外観
G633Sの開封からヘッドセットの詳細と付属品を見ていきます。
G633S開封
外箱はいつものLogioolのブラックにブルーの文字。
- ヘッドセット本体
- USBケーブル
- 3.5mmケーブル
- 書類関係
ヘッドセット外観
ヘッドセット全体を見ていきます。
全体の外観は『G933S』と変わらない。ゴツゴツとした見た目です。
ヘッドセットの材質を詳細に見ていきます。
イヤーカップ部分はザラザラとした表面加工のプラスチックです。イヤーカップとヘッドバンドの繋ぎの部分はツルツルとした鏡面加工された表面のプラスチックになっています。
ヘッドバンド部分を見ていきます。
ヘッドバンドの頭頂部分にGの刻印とラインが高級感を感じる。
ヘッドパッドのクッションは『G933S』のレザー合皮製とは違い、メッシュタイプ。
通気性に優れていて蒸れにくいので使いやすさが重視されている。
イヤーパッドを見ていきます。
イヤーパッドも『G933S』のレザー合皮製とは違い、メッシュタイプになっています。
肉厚がありフカフカとした触り心地。
イヤーグリルは平面だが周りの作りで傾斜があり後頭部に向かって下がっている。
スイッチ部分はPC接続(USB)と3.5mm接続を切り替えるスイッチです。
ボタンは上から3つのカスタマイズ可能なGボタン、マイクミュートになっています。
音量調整ダイヤルが付いていてOSのボリュームを調整できる。
接続は3.5mmとMicroUSBの接続部分。
マイク部分を見ていきます。
マイクは格納タイプ。マイク先端は少し伸びるが口元まで持ってくるのは厳しい。
マネキンにヘッドセットを装着した写真。
マネキンに装着した写真を見るとイヤー部分のイヤーパッドが肉厚なのが分かる。
マイクは先端が少し伸び、折り曲げることが可能だが口元から遠い。
ヘッドセットの重量を実測。
スペックでは344gだが実測では343gと1g軽い数値が出た。
付属品
付属品の一覧です。
付属品をそれぞれ見ていきます。
『G633S』の接続用ケーブルです。
MicroUSBケーブルと3.5mmピンケーブルです。
ソフトウェア「G HUB」
『G633S』のソフトウェア「G HUB」を紹介していきます。
音響タブは音量、マイク音量、側音、詳細のイコライザー設定ができます。
サラウンドサウンドはバーチャルサラウンドの残響と音場の広さを設定できます。
割り当てタブではカスタマイズ可能なGボタン3つに好きなコマンドを割り当てることができます。
マクロ操作だけでなく、DISCORDやOBSの操作もできます。
LIGHTSYNCタブではライン部分とロゴの光を設定できます。
光方や光る色など細かく設定できます。
G633Sを実際に使用した感想
装着感
装着感は343gを感じさせない付け心地です。
しかし長時間の使用には向いておらず、重みを感じるのと頭頂部がズレやすくストレスを感じる。
個人的にはあまり好きではない付け心地でフィット感が悪いように感じる。
長時間使用しても疲れは感じないが、重さとズレでストレスがきつい。
フィット感が無いせいか、付けている感覚が無くズレ落ちてくるんだよね・・・。
音質
音質はとても良い。フラットなチューニングとなっている。
音域の傾向はフラットなので、ドンシャリではなく映画や音楽でも楽しめる。
バーチャルサラウンド7.1chにしても同様に音の傾向は変わらずフラットでメリハリのある音です。
音楽で使用しても楽しめる音の傾向で、聞き取りにくい低音域もはっきり聞き取れるのでどんな使用でも楽しめます。
マイク音質
マイク音質を確認していきます。
G933Sとの聴き比べていきます。
『G633S』のマイク音質チェック
『G933S」のマイク音質チェック
『HyperX QuadCast S』のマイク音質チェック
マイク音質は非常に良いように感じました。
『G933S』や『HyperX QuadCast S』と比べても劣らない音質で聞き取りやすいマイク音質でした。
ゲームで使用した感想
VALORANTとEscape From Tarkovで使用した感想を書いていきます。
VALORANT
バーチャルサラウンドをONにして使用。
バーチャルサラウンドの設定はゲーミングのステレオで使用しました。
足音や銃声などの音でサウンドプレイは余裕でした。
バーチャルサラウンドを使用した音の定位感がとても良く、どこで音がしたか前後左右音の位置を把握できます。
スパイクの設置や解除音も問題なく聞こえていたので音の聞き分けも問題ありませんでした、
Escape From Tarkov
EFTではバーチャルサラウンドは使用せず、ステレオで使用しました。
敵の足音を聞き逃して死ぬということはなく、しっかりと音を聞き取れていた。
最大音量で音が大きく鳴るので、音が小さくて聞き取れないということは全く無いです。
音質も良いので雑音が多い外などでも敵の小さい足音が他の音と混ざっていても基本的に聞き取れた。
PS4ではバーチャルサラウンドが使えない
バーチャルサラウンドはソフトウェアに依存している為PS4では使用できません。
ステレオでも十分に使用できるのでPS4で使用してもOKだと思います。
G633Sのレビューまとめ
『G633S』のレビューをまとめていきます。
- ゴツイ見た目だがシンプルでかっこいい
- マイクは格納タイプ
- メッシュタイプのヘッドバンドとイヤーパッド
- 重量344gと重め
- 長時間使用するのにはあまり向いていない
- 音質はとても良くフラットなチューニング
- メリハリがあり音の位置や音の聞き分けに優れている
といった内容でした。
個人的にはG933Sより好みで、メッシュタイプのパッドが通気性も良いので良いなと感じています。
価格も有線の分安いのでコスパを考えるとG633Sの方がお手ごろだし良いかもしれません。
ただ、個人的には装着感が好まないのでそこだけ注意が必要ですね。
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