評価:4.5
どうも、ぷっちー(@putilog)です。
今回は無線キーボード『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』をレビューしていきます。

実際に使用した感想と内容を先にお伝えすると
- Bluetoothと有線で接続可能
- Bluetooth接続は4台まで登録可能
- 黒軸で入力は重め
- 慣れるとスラスラとタイピングできる
- ゲームには向いていない押下圧
といった内容です。
では「Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeylessレビュー:静音黒軸の重い入力感が癖になる!」について詳しく書いていきます。
Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless黒軸の特徴
名称 | Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless |
キースイッチ | Cherry MX Silent Black |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 3.7mm |
キー荷重 | 60g |
作動点 | 1.9mm |
サイズ | 幅359×奥行137×高さ38.5mm(スタンド使用時49.5mm) |
重量 | 980g |
インターフェース | USB/Bluetooth |
Amazon価格 |
『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』はBluetooth接続が可能なキーボードです。
テンキーレスサイズなのでマウスの可動域を幅広くとれるという利点があります。
製品には様々な選択肢があり、お伝えすると
- 日本語配列のかなあり、かななし
- フルサイズ又はテンキーレスサイズ
- 青軸、赤軸、茶軸、黒軸、静音赤軸、静音黒軸
といった選択肢があります。
購入する際は選択肢が豊富なFilcoの公式オンラインストアで購入することをおすすめします。
今回私が選択したのは日本語配列かななし、テンキーレス、静音黒軸を購入しました。

選択肢が豊富だから自分好みの軸を選択できるよ!
キーボードの軸については「メカニカルキーボードの軸ごとの違いについて解説【9種類比較】」で解説しています。


開封から外観チェック
『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』の外箱です。白と水色の可愛い感じの外箱です。


外箱を開けた状態の写真です。
キーボードの上にプラスチックの蓋があるのが個人的に良い点です。


『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』の内容物一覧です。
右上にあるのはFilco公式ストアで購入した方のみの別で付いてくる特典です。
- キーボード本体
- MiniUSBケーブル
- キープラー
- 交換用キーキャップ
- 取扱説明書
キーボード本体をチェック
『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』は全体がホワイトカラーでライティングが無い普通のキーボードです。
キーボード本体はザラザラとした質感で、キーキャップはサラサラとした質感でテカリがない。
キーボードの形状はステップスカルプチャー形状を採用しており、人間工学に基づいた形状をしておりタイピングしやすい形状になっています。
キーボード奥側にMiniUSB接続部分があり有線接続ができる。
同じく奥側にBluetooth接続用のボタンが付いており押し込むことでBluetooth接続をONにできる。


キーボード手前側には「FILCO」のロゴがあります。


キーボード背面を詳しく見ていきます。
四隅とスタンドに滑り止めが付いています。
背面には電池部分、DIPスイッチ、リセットボタン、スタンドがあります。
電池を入れる部分には単三電池を2本入れることでBluetooth接続用の電源になります。
DIPスイッチのスイッチを入れることでキーファンクションを変更することができます。
DIP No. | 91JP配列 |
---|---|
スイッチ1 | Windowsキーとアプリケーションキーをロックし、無効にする |
スイッチ2 | Caps Lockキーと左Ctrlキーを入れ替える |
スイッチ3 | Escキーと半角/全角キーを入れ替える |
スイッチ4 2キー同時入れ替え | Fnキー→上面:Altキー、側面:Appキー 上面:Appキー、側面:Altキー→Fnキー |



スイッチ1のWindowsキーとアプリケーションキー無効はゲームをプレイする上では便利ですが、背面のスイッチで切り替えが大変なのがデメリットですね。
キーボードの背面スタンドを下げた状態と上げた状態を比べました。
背面スタンドは1段階のみの調整角度を付けられます。
スタンドを下げた状態でもステップスカルプチャー構造である程度の傾斜があるが、もっと傾斜をつけたい方はスタンドを上げると良いですね。
キーボードの軸を見ていきます。
付属のキープラーでキーキャップを外します。
今回購入したのが静音黒軸なので、黒軸が装着されています。
ゴミが溜まった際はキーボードの枠の中に溜まってしまうので、全てのキーキャップを外さないといけないので大変だなと思います。


キーボードは結構重めの983gです。



ほぼ1kgなので持ち運びするとなると少し重いですね。
付属品


『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』の付属品をすべて見ていきます。
付属品で付いてくるキーキャップは予備というわけではなく、交換用のキーキャップです。
DIPスイッチでキーを交換する際に交換するキーキャップなので、初めからキーボードに付いているキーキャップとはサイズが異なる。
DIPスイッチ2 DIPスイッチ4
それぞれDIPスイッチを入れた時に交換するキーキャップを交換した状態です。
同時押し入力の確認


同時押しタイミングチェッカーで同時押しした時の反応するキー数を確認しました。
今回確認時の環境はUSBケーブルでの有線接続で確認です。
今回同時押ししたキーは「W,A,D,Vキー」+「U,H,K,Nキー」を同時押しをして確認。
結果としては6キーまでの同時押しを確認できました。
『Filco Majestouch2』のUSB接続も同じく6キーまでの同時押しでした。



6キーも反応すれば私は充分です。


Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeylessを実際に使用した感想
『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』を実際に使用してみて感じたことをメリットデメリットとしてお伝えしていきます。
黒軸はスラスラとタイピングできる
実際に『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』を文字打ちで使用した感想を書いていきます。
使用した軸は静音黒軸なので比較的重いキーの押下圧ではあるが、スラスラと黒軸に合った打ち方をすると気持ち良く文字を入力できました。
キーを底まで打つ感覚でタイピングすると指がかなり疲れてしまうように感じました。
なので、キーの反応する作動点まで軽く押す感覚で打つと疲れにくい。
押したときの感覚は個人的に静電容量無接点方式の「スコスコ」という入力感をかなり重くした感覚に近いなと感じています。
なので、入力時の入力感は重いと感じるが透明感が強く、キータイピングをスラスラと行いたい方に向いていると思います。
黒軸に合った入力をできれば、疲れることもなくスラスラと入力できます。



個人的には文字を打つのに最適なキースイッチのキーボードだなと感じました。
ゲームはキー入力に疲れる
ゲームで『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』を使用した感想を書いていきます。
静音黒軸で押下圧が重めなので結構疲れるなと感じました。
ゲームで使用する際、「WASDキー」の移動や「SHIFTキー」の長押しなど底まで打ち長押しを続けなければならないので指への負担が大きい。
ゲームで使用するとキーを長押しすることが多いのでゲーム用として使用するにはおすすめできません。
ゲームメインで使用するのであれば、静音赤軸(ピンク軸)または赤軸や銀軸が黒軸のキー荷重が軽いキースイッチなのでおすすめです。
静音黒軸は重いが慣れると打ちやすい
今回購入した『Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeyless』は静音黒軸でとても重いキー荷重です。
文字打ちは慣れるとタイピングしやすいが、ゲームで使用した場合長押しをすることで指が疲れてしまいます。
なので、黒軸を使用するとなるとほぼ文字打ち用のキーボードとして使用することになります。
背面のスタンドを上げることで打ちやすさがそこそこ上がるようにも感じる。
キーボードがステップスカルプチャー構造なのでスタンドは上げたりせずともしっかりと入力できます。
パームレストを使用することで打ち下ろすような感覚になるので、黒軸のキーボードでタイピングするのであれば、パームレストがあるとタイピングが楽になる印象でした。
Filco Majestouch Convertible2 Hakua Tenkeylessレビューまとめ


レビューまとめ
- 外観は白色でシンプル
- Bluetoothと有線で接続が可能
- タイピングはスラスラと打てる
- 押下圧が重くゲームには向いていない
この様に感じることがありました。
個人的には静音黒軸がブログを書くうえでもスラスラと書けて久々に当たりだなと感じるキーボードでした。
ゲームでは少々疲れるので向いていないですが、自分は「VALORANT」で使用していて不満に感じることはありません。



色々な軸などを選択できるので気になった軸や好みの軸を購入すると良いと思います。




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